ベトナムの首都はハノイだが、国内最大の商業都市として、最多の人口を抱えるホーチミンシティ。
フランス占領下にあったこともあり、かつてはアジアのパリとも呼ばれていたとか。
現在でも、市内にはいくつかのフランスの薫り漂う建物が点在しているが、その周囲で目にするものは―
粉塵を撒き散らしながら走るバイク軍団、その埃と塵をものともせず道端に座り込んで商いをする人々…。ガイドブックで読んだり、噂では聞いていたけれど、想像をはるかに超えている!とにかく凄まじいのだ。
とくにバイクの多さときたら、もう言葉に詰まるほどで、道を渡るのも命がけ。道端で商売するおばさんは、食べかすもゴミもすべてそのまま道へ…。その他にも目を疑うようなものが道端に…(詳細は会員ページで紹介)。
確かに雑誌に載っているように、かわいい雑貨を扱うショップや雰囲気のいいレストランもあるけれど、それらを目にしているうちに、目的地へたどり着く前にヘトヘトになってしまう感じ(笑)。
日本の雑誌では、雑貨もレストランも「安い、安い」と書かれているけれど、雑誌で紹介されている店では、とりたてて「すっごく安い」ほどのことはない…というのが第一印象。でも、ものによっては安いものもあるし、市場へいけば本当にビックリするくらい安いものも!
屋台も楽しいけれど、管理状態が非常に悪いので、相当気をつけて店を選ばないと痛い目にあいそう…。
「みなぎるアジアン・パワーに触れてみたい!」という人には、おすすめだけど、「汚いのがキライ、人ごみは嫌い」という人には、ちょっと向かないかも…。とにかく、百聞は一見にしかず!行ってみたいという人は一度訪れてみて、自分に合うか合わないか判断するのが一番!
|