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まだまだ知られざる未開の地が多く残されているオーストラリア。中でもトップエンドと呼ばれるノーザンテリトリー北部地域は、世界遺産に指定された国立公園カカドゥをはじめ、原住民族アボリジニが管轄する土地のため、一般の立ち入りが制限されているアーネムランドなど、太古の地球が育んだ手付かずの大自然が広がっている。
中でも、約2万平方キロにも及ぶ壮大な世界遺産・カカドゥ国立公園は、現在730カ所の世界遺産の中で、たった23カ所しかない文化と自然の両面において保護の対象とされた“複合遺産”。オーストラリア北部地域の自然の特徴すべてを併せ持ち、1,600種以上もの植物、10,000種以上の昆虫類、約290種の鳥類、132種の爬虫類と60種以上の哺乳類等が生息している、まさに生物達の楽園。
また、現在の地球上では数少なくなってしまった、太古のままの自然が残されているアーネムランドは、そのほとんどが未開のまま。ゆえに、まだまだ神秘に包まれた秘境でもある。乾燥した赤茶けた大地とエメラルド・グリーンの海、そこに生息する数々の野生動物達、マゼンダ色に染まり始める朝焼けから、深いオレンジに染まる夕暮れまで、様々な色へと変化する壮大な風景に出会うことができる。
雄大な自然が織り成す数々の感動のドラマが待っているトップエンド。
 自然の音に耳を傾け、風の匂いや大地の鼓動を感じる――。そんな、都会の喧騒から遮断された非日常的な休日を過ごせる場所、それがトップエンド＝地上の楽園なのだ。
 オーストラリア政府観光局 |
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