オーストラリア半周きまぐれ三人旅 (11月27日)

11月27日 : Hobart

11月 27日   「Hobart」

えー、始めに言っておきます。今回は「動物特集」です。
なぜって?…キョキョキョやっとタスマニアデビルに会えたからです!
気づいて見たら本日の写真は動物だらけでしたー。 …もう言わなくてもわかりますね、いつものようにゆーっく○とHobartを出発。目指すは…クスッ「Tasmanian Devil Park(タスマニアン・デビル・パーク)」。 まさにワタクシの為にあるような場所。ここでは怪我や病気で保護された動物達の治療をし、治ったら野生に戻す、ということをしてるのです。
タスマニアデビルをはじめとした動物達の養生所ってところですかね。
いちばん初めにみたタスマニアデビルがこれ。

チビデビル1
タスマニアデビルの団子です。まだ赤ちゃんでしてね、ヒシッとくっついてました。
チビデビル2
このチビデビルねーかわいいでしょ?
…でもねさすが、小さくても「タスマニアデビル」です。大きくなったら ンギャガー!!と咆えるのでしょうね。 カメラに紐ついてるでしょ?あれがコイツの目の前にプラーンと垂れてしまったんですね。そしたら ンガブッ!と食つきましてなかなか放さないんですよ。
困りまして、エイっとカメラごと持ち上げましたらチビデビルまで釣れちゃいました。彼(彼女か?)はそれでもかめ太郎を解放してくれず、海老のように デヤッデヤッデヤッと空中で海老反りしていたのであります。 もう、これはどうにもならん、と諦めて彼が力尽きるまで華麗なる空中アクロバットを鑑賞してました。彼は大きくなったらすばらしい体操の選手になることでしょう。
さて、このチビデビルが成長するとこうなります。
「あ〜、忙しい!」 デカデビルです。がんばってます。必死です。
寝床が日陰で寒いからでしょう、そこいらにある、木の皮を何回も運んでいました。…この木の皮であまり暖かくなるとは思えないんだけど。
えー、言っておきます。ここのタスマニアデビルは大抵寝てます。
ZZZ・・・
よくさ、御金持ちの家とかにトラの毛皮の敷物とかあるじゃない?なんかあれのデビル版って感じ?
「む、無念・・・」
なんか悩み事あるのかね?苦悩してる寝顔だ。
さっきさー、一生懸命に木の皮を運んでたヤツいるでしょ?
「アァ〜、疲れたー」
もう一回、見に行ったら、日向で寝た方が暖かいことに気付いたみたいで巣穴から出て寝てた。なんで、二人が縦に並んで寝てるのかわかんないけど…。
全体的に写真が黒っぽくなっちゃったからここいらで他の色合いもいれとこう。
「・・・・・・」
「なんかくれぇ〜」
「おっ!」
どうかしら?ちょっとは華やかになったかね?右上のやつね、ずっと寝てたんだけど「ねぇ、何してんの?」って話しかけたら起きてくれました。
…いいですか?次のヤツの顔を覚えてくださいね?
「出せ〜!!」
こいつねー、言葉を話すんですよ。「ハロー」って。すごく人懐っこいし。ケージに入ると話しかけながら寄ってくる、肩に乗る、かわいいでしょ?
…騙されてはいけません。「さーて、楽しかった。じゃあねー」とケージを出ようとしたら、ちょっとの隙に第一のケージを突破しやがったんですよ。
ケージが二重になってたからよかったんですけど、今度は二番目のケージも突破しようと!!それがこの写真です。 ガッ、ガッ、ガッ、…って「さっさとこれも開けろよ!!」と言わんばかりの態度。
この時、ホルモズさんは先に行ってしまってたので、はるかさんとれいなさんの二人がこの場に。
「ちょっとー、ダメだよ。帰ろうねー」って手をだしたら…噛みつくんだよ(つつく?)。ただ噛みつくんじゃなくて「つかんでひねる」。
性格悪いっしょ?
けっこう厚めのジャケットを着てたからそれで包んでケージに戻そうとしたら、ジャケットに包まれながらも人の手をつかんでひねる。ケージから離れない。
15分くらい格闘しました。
いいですか?コイツの「ハロー」は「ハロー(ウシャシャシャいい鴨が来た)」ってことですから、気をつけてください。 …芸は身を助けるって言うからなぁ…違う?
なんとか恐ろしい鳥ケージを突破した後はカンガルー・ワラビー夢の国へ。
「うんまい!うんまい!」
顔が2つあるワラビー…じゃなくて袋入りワラビーです。
ここにはワラビーやカンガルーが放し飼いに。けっこうたくさんいます。そのけっこうたくさんいるワラビーやカンガルーが体内で生産した排泄物もたくさん、そこいらに…。
踏まないで歩くのは無理です。いい靴を履いていくのはやめた方がいいでしょう。どうしても、って人は竹馬でも持ってってください。
…あっ!!お父さんだ!!
「よっこらしょ」
「ハァ〜極楽、極楽」
日本のお父さんってこんなんじゃない?日曜日になるとテレビの前で。御茶と新聞をプレゼントしてあげたくなる横顔でした。 さて、動物三昧を楽しんだので帰ろうかと、もとの道を戻っていると
鴨のみなさん
次の犠牲者が!!
あの鳥を肩に乗せたりしてみなさん、和やかな雰囲気。

…知らないぞー、つかんでひねられるんだからなー!!


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