エコレポ更新: 食品の流通を考える。~サスティナブルなDIY生活のヒント

エコナビ更新:食品の流通を考える。~サスティナブルなDIY生活のヒント
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 またまたブログに書くのがすっかり遅くなってしまったのですが、エコナビで連載中の「サスティナブルなDIY生活のヒント」の第5回が更新されています。

 第5回は、「食品の流通を考える。」と題し、西オーストラリア州で強く実感した“地産地消”のあり方、長距離輸送とフードマイレージについて考察してみました。

 普段、この食品はどこから来たものだろう?と、深く考えずに購入することも多くなっているご時世ですので、このコラムを読んで、少し別の視点から考えてみるキッカケになったとしたら、とても嬉しく思います。

エコレポ『サスティナブルなDIY生活のヒント』 第5回:食品の流通を考える。

 日々のライフスタイルの見直しや環境保護に興味のある方に、何かのヒントになればという願いからこのコラムを書きはじめました。連載も終盤となってきてしまいましたが、よろしかったらシリーズを最初から通しでお読みください♪

エコレポ『サスティナブルなDIY生活のヒント』




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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

野生動物を絶滅に追いやる外来種2 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

野生動物を絶滅に追いやる外来種2 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」
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 人間が持ち込んだ本来そこにはいないはずの動物たちが定着すると、その土地の固有種である動物たちが追いやられ、生態系に悪影響を及ぼします。

 今回は、『農薬を使わず自然にやさしい農業対策』して持ち込まれたオオヒキガエルについて、取り上げました。農作物を守ろうと、害虫対策として放った外来種が、その役割を果たさないどころか、その土地に生息していた生き物たちを絶滅に追いやってしまっている現状。

 さらに、オーストラリア固有の生態系を破壊するだけでなく、人体への悪影響も…。人間の浅はかな考えによる安易な行動が、本来の生態系に悪影響を及ぼし、さらには自分たち人間にとっても脅威となっています。

 その実態を詳しくご紹介していますので、ご興味のある方はぜひ♪

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.6「野生動物を絶滅に追いやる外来種・2 -人間が生態系に及ぼす悪影響-

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動物たちを守るために保護区にする ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

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 エコナビで連載中のコラム『オーストラリアの野生動物保護』、Vol.4 「動物たちを守るために保護区にする」が先週アップされました!

 オーストラリア北部のトップエンドと呼ばれる地区にあるウラン鉱山と野生動物の問題について取り上げています。この地区の特異な自然と野生動物を保護するためにオーストラリア政府がとった対策、野生生物保護法や国立公園指定までの経緯なども、ざっとわかるように解説してみました。

 本来なら国立公園の一部となるべき鉱山地区に生息する希少な最小種のワラビーを通し、カカドゥ国立公園誕生の背景やこの地区が抱える環境問題について、ちょっとだけでもご理解いただけたら嬉しく思います。

豊かな自然と動物たちが棲む場所を国立公園に指定し、保護区として開発を不可能にする、そして世界遺産として保護しようとするオーストラリア。その姿勢は素晴らしいものです。その一方で、一度壊されてしまった自然は簡単には元に戻りません。動物たちにとって棲みにくくなった環境は、そう簡単には修復できない…ということを、私たちは肝に命ずる必要があるのではないでしょうか。

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.4「動物たちを守るために保護区にする

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FM東京「エコ・アクション・ワールド」に出演、『オーストラリア野生動物との共生』のお話

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 先日、11月3日(土)、環境をテーマとするFMラジオ番組「Eco Action World」にて、オーストラリアにおける野生動物との共生、野生動物保護についてお話させていただきました。

 収録5分番組のため、私の部分は1分程度でしたが、収録前のインタビューで30分ほど、野生動物保護活動などについてお話させていただいたものを、公式サイトでご紹介いただきました!

 よかったら、ご覧ください♪

★Eco Action World 2012/11/03の放送内容 第117回 オーストラリア 野生動物との共生

※この番組は、毎週土曜日13:55~14:00、FM東京をはじめとする全国38のFM局で放送(全国同時)されています。⇒FMラジオ番組「日本興亜損保Eco Action World」のご紹介

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宅地開発や道路拡張で棲家を奪われる動物たち ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

宅地開発や道路拡張で棲家を奪われる動物たち~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」
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 エコナビで連載中のコラム『オーストラリアの野生動物保護』、Vol.3 「宅地開発や道路拡張で棲家を奪われる動物たち」が先週アップされました!

 近年は人口増加に伴う宅地開発や道路拡張が進み、野生動物たちの棲む場所がどんどん狭めらています。シドニー郊外の通勤圏には、かつてたくさんのコアラが生息していたコアラの営巣地がありました。しかし、住宅開発が進んで・・・

 そして、宅地が開発されていくと、新しく道路が作られたり、道幅の拡張工事などで動物達の交通事故も増えています。野生動物が交通事故にあってしまったら、放置しないで、しなければいけないことがあります。それは、オーストラリアの固有種でもある有袋類ならではの、ちょっと意外なこと・・・

 そんな、意外に知られていない話題をご紹介しています。動物好きな方はもちろん、そうでない方も、ぜひ一度読んでみてください!

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.3「宅地開発や道路拡張で棲家を奪われる動物たち

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保護の対象となる野生動物 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

保護の対象となる野生動物は?~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」
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 エコナビで連載中のコラム『オーストラリアの野生動物保護』、Vol.2 「保護の対象となる野生動物は?」が先週アップされました!

 オーストラリアの固有種は、他の大陸には生息しておらず、絶滅危惧種が多いため、政府が法律を制定し、保護しています。そうした中、人間に危害を加える動物も保護対象であったり、住民にとっては時に迷惑であっても、勝手に駆除できないなどの問題もあります。

 こうした問題を解決するため、市民と保護団体が一体となって取り組んでいるのが、オーストラリアの野生動物保護の実態です。今回のコラムでは、住宅街での巨大ニシキヘビ出現など、実際起きた事件を織り交ぜながら、保護の対象となる野生動物についてご紹介しています。

 オーストラリアではどのように「野生動物の保護が行われているのか?」を少しでも感じ取っていただければと思っています。

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.2「保護の対象となる野生動物は?

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シドニー、小規模ローカル発電でオフィスへ電力と冷暖房を供給

オーストラリア随一の都会・シドニー
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 2030年までに炭素(二酸化炭素)排出量を70%削減する、という大胆な目標を打ち出したオーストラリア政府。目標実現に向けて、各自治体も動き始めた。

 国内随一のビジネス街であるシドニー市は、コジェント・エナジー社と提携し、低炭素の小規模ローカル発電で、各オフィス・ビルに電気、冷房、暖房の3つを提供する「コジェネレーション・システム」による『トリジェネレーション』を稼働させる。

 シドニー市は「地球上のたった2%程度の都市部に、50%以上の人口が集中している。この都市部で3分の2のエネルギーが使われ、約70%の二酸化炭素が排出させる。シドニーのような都市で率先して二酸化炭素排出を削減することが必要だ。」と言う。

コジェネレーション・システムとは?

 コジェネレーション・システムとは、電気と熱を同時に供給するシステムのことで、シドニー市では天然ガスを燃料とする発電システムを導入し、発電と共に出る熱を冷暖房にも利用。これを大規模発電所からの送電に頼るのではなく、ローカルサイドで行うことで、発電所からの送電費用をゼロにし、電気料金自体を約半額に抑えることができるという。(参照

 シドニー市の場合では、このシステムを導入することにより、従来の火力発電所と比べ、2倍以上の効率で、40~60%の二酸化炭素排出削減が実現可能と試算している。実は、既に1つのビルディングのみに供給するシステムを試験稼働させており、今後はこれをネットワーク化し、拡張していくのだそうだ。

 今回、シドニー市が最初にこのシステムを導入するのは、CBD(Central Business Districtの略)と呼ばれる市内中心部のビジネス街の4エリア。2030年までには、太陽光発電や風力、廃棄物によるバイオマスなどの再生可能エネルギーも含め、市内70%の電力の自給自足を目指す考え。

 #ちなみに、3 重を意味するTri(トリ)は、電気、冷房、暖房の3つを意味し、排出された二酸化炭素をも利用するという、トリジェネレーション・システムを意味するわけではないらしい…(^_^;

【参考資料】

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