メルボルンから飛行機で約1時間、シドニーから1時間半程度の南の海上に浮かぶタスマニア島。
島全体のほぼ30%が国立公園に指定され、そのほとんど=138万ヘクタールもの広大なエリアが世界自然遺産に指定された、まさに手付かずの自然の宝庫でもある。
州全体の人口も少なく、どこへ行っても人ごみや混雑とは無縁で、人間が住んでいる場所としては、世界一空気がきれいであるとも言われている。
そんなタスマニアには、荒々しい山並みの景色など、
他のオーストラリア地域とは趣の異なる風景が広がり、珍しい植物や動物達も多く生息している。とくに、その個体数減少も危惧される有袋類最大の肉食獣『タスマニアン・デビル』などは、このタスマニア島にしか生息していない希少種だ。
また、手付かずの太古の自然を味わえるトレッキングや、鱒(トラウト)釣りをはじめとするフライフィッシングなど、アウトドア派には聖地といっても過言ではない。
近年では、新鮮なシーフードや健康的でジューシーなオージー・ビーフなど、グルメの舌を唸らせる食材の宝庫として脚光を浴びていることも見逃せない!
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