ワインといえば“フランス”。そんな神話はもうそろそろ終わろうとしている ・・・・ワイン通の間では、こんな噂話が聞かれるとか。
国内に44個所ものワイン生産地を持つオーストラリアは、世界でも有数 のワイン生産国として、その名を上げてきています。
なぜオーストラリアのワインにそれほどまでに注目が集まるのか?それは、化学薬品・肥料によって汚染されてしまったヨーロッパなどの有名ワイン産地ではまねできない、自然そのままの素晴らしい土壌とその栽培方法にあると言われています。
世界の名だたるワイン・コンテストで入賞したワインやオークションで最高値を付けたワインもある、オーストラリアン・ワイン。中でも、ここNSW(ニュー・サウス・ウェールズ)州のハンター・バレーは、オーストラリアでは最も古くからワインの生産を始め、国内屈指のワイナリー数と生産量、そして数々の賞に入賞したワインの産地として有名なところです。
ハンター・バレーに点在するワイナリーは、ナント50以上。その中で数多くのワイナリーが集中しているところは、CessnockからPokolbinというかわいらしい名前の小さな村にかけての地区。周囲はバーリントン・トップスの山々に抱かれるようにブドウ畑が広がり、のどかなカントリー・サイドそのままの風景が、リラックスした気分を高めてくれるはず・・・。
そして旅人にとって最もウレシイのは、ここでは美味しいワインはもちろん、美味しい料理が楽しめるということ。オーストラリアの新鮮な食材を生かした素晴らしい料理を出すレストランが多いことで知られ、週末にはシドニーっ子達がこぞって訪れるところでもあるのです。
最近では、女性に人気のスパ(マッサージやボディ・トリートメントなど)の設備を整えた高級リゾートに宿泊し、そこだけでしか製造・販売されていない小さなブティック・ワイナリーでお気に入りのワインを探すというのが人気。
子供連れでも気軽に滞在できるキッチンやスパ・バス付のキャビンなど、宿泊施設のバリエーションが豊富なのもうれしいところ。
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