オーストラリア半周きまぐれ三人旅 (11月3日)

11月3日 : Cairns

グリーン・アイランド

昨日のシュノーケリングに味を占めたはるかさんとれいなさんは「シュノーケリング」を主張。 足ひれを上手く使えず、しかもライフジャケットの形に日焼けをして肌が痛いホルモズさんは「パラセーリング」を主張。 (パラセーリングってジェットボートからパラシュートを出して、それにくっついて高い所まで上がってくやつね。 話し合いの結果、午前中にパラセーリング、午後にシュノーケリングをすることに。(…ちょっと贅沢だなぁ…まぁワタシがお金を出すわけではないのでヨシとしよう!)

さっそく海へ。ジェットボートに乗りこんでいざ! スタッフは2人。1人は日本人の方でした。あー良かった、「こんなことしたら死んじゃうんだかんねー」ってことを英語で言われても、れいなさんだけ聞き取れないじゃないの。

「日本語」の説明を受けた後まず始めは、はるかさん。 (ホルモズさんは日本語堪能、ある意味、‘ちょー〜'なんて言葉も使えるのでワタシより日本語に精通してるかも…。) パラシュートを風で膨らませて、それにブランコに乗るような形でビュヨーと空へ。
上まで上がりきってご機嫌で手を振っているはるかさんを頭上にスタッフの方が
「海の中に落としちゃっていいすかねぇ?」と。
スタッフの言葉を聞いたホルモズさんとワタシは ホルモズ「泳げるから大丈夫ですよ」 れいな「いいっすよー♪」 と即答。冷たい2人…。ボートのエンジンを停止。パラシュートはヒョロヒョロと下がっていく。何にも知らない、可愛そうなはるかさんは心細そうにパチャーンと海の中へ。その瞬間、エンジンがかかり、すごいスピードでボートが走り出す!おしりを水に浸したはるかさんが再び空へ舞い上がる。けっこう長い間笑かしていただきました。

時間がきてボートに戻ってきたはるかさんに聞くと はるか「何かトラブルがあったのかと思った」 よかったーいちばん最初じゃなくて。残りの2人も海の中に落とされたけどわかってるから平気だもんねー。

パラセーリングを終えて港に戻り、お昼ご飯を食べてその足で今度はシュノーケリングのボートへ。 昨日より小さい船なんだけど速いんだこれが。甲板に出て目的地の「グリーンアイランド」を見ていたら、…あまりの風の強さに両目のコンタクトが飛んだ! ギョヘーって思ったけどちゃんと変えのコンタクトを持ってきてるもんねー。よかったー使い捨てコンタクトで。 新しいコンタクトをいれて撮ったもの。

この島の周辺でシュノーケリング。途中から雨が降ってきて昨日ほど海の中が綺麗には見えなかったけど、(たぶん)「ナポレオン」って魚を発見!!大きくておでこがビョーンって出てるやつね。あれっ、ナポレオンって名前じゃなかったかなー??

一日の間にパラセーリングとシュノーケリングを楽しんでしまう、という過密スケジュールをこなした三人は晩御飯を求めてフードコートへ。 それぞれ好きなものをたらふく食い散らかした後、「NIGHT MARCKET」でうろうろと。ポストカードなんかを見てたら 「焼けたねー」 って…そう焼けたのよー、生まれて初めて肌が赤くなるくらい焼けちゃったよー…って、え?誰?? 見るとそのお店の店員。年の頃…いくつぐらいだろう??ワタシより上…なのかなぁ?そうだよねぇ?(これで下だったらごめん。) 久しぶりにはるかさん、ホルモズさん以外の人と日本語で話したもんだから、仕事中だってのにひとしきり付き合せてしまいました。
彼の名前は「シンスケ」(…だったよねぇ?これも間違ってたらごめん…)。 なかなか気の良さそうな青年でしたよ。「NIGHT MARCKET」に行ったら会えるかも。 彼と話しをしてから、シドニーの空港に着いた時のことを思い出したました。 オーストラリアに足をついていちばん最初に話したのは、名前も知らない高校生くらいの人でした。 「留学生?」と急に話しかけられて、はじめての国に緊張しているワタシは内心飛び上がりそうなくらい驚いてました。 彼はニュージーランドに留学で来たのだとか。今思うと彼も緊張していたのかもしれないなぁ。心細いと誰かと話したくなるもんね。 ほんの少し話しをして「じゃあね」と言って別れました。今ごろどうしているのかなぁ。名前くらい聞いておけば良かった…。

2・3日の予定が5泊6日にまでなってしまったけど、明日ケアンズを発ちます。次なる目的地はダーウィン。…ダーウィンまで携帯電話の電波がなかったらどうしよう…。 旅日記が止まってたら「あー、接続できないところにいるんだなー」と思っていただきたい。


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