オーストラリア半周きまぐれ三人旅 (11月24日)

11月24日 : Bass Strait(海峡)

11月 24日   「Bass Strait 海上」

やーっとこの日がきましたよー。メルボルンを離れる日です。
船の出航は夕方。それまでそこいらを見に行くかー、ということになり、きまぐれ一行は「DANDENONGS FOREST」へ。
一体何があるんだ?と聞いたところ
はるか・ホルモズ「木」
と応えが帰ってきました…。え?木?!はて、どんなところじゃい、と思いながらもまぁ、行ってみりゃわかる、と行ってきましたよ。

「木」その1
「木」その2
えぇ、「木」です。ヒョローリとばか長い木です。ここにねー、彼らが住んでいました。
「もう・・・、いらん・・・」
「他の物をくれえ〜!」
「Rosellas」という鳥さんです。…いーっぱいいます。一羽くらい食べちゃってもわからないくらい、いや十羽くらい食べても気付かれません。
「くえ〜!!」
きまぐれ三人が行った時は遠足(?)と見られる小学生が鳥さん達と戯れていました、微笑ましいでしょ?そう見えるでしょ?!
けどねー、この鳥、人懐っこいのはいいのですが、大胆です。手からエサを食べるどころか、肩に乗り、あげくには頭に乗りやがります!!痛いです!! 彼らと戯れたい方は帽子・長袖を持って行って下さいね。…肌で彼らを感じ取りたい人は別だけど…。
ワタクシ、けっこうこの場所を気に入りました。
 「木」その3
鳥の鳴き声を聞きながら、森林浴。森林浴ってのは、きっとこーゆーことを言うんだなーと思いました。「森林」を浴びるんですもんね。
ここで気分良くなった三人はそのままメルボルン市内に。フェリーに乗りこみました。
出航!
甲板で働くオヤジ

へへーんだ、どうだ、やっとメルボルンを離れてやったぞー。水曜まで待たせやがって、こんにゃろ、よくもやってくれたな。
と、わけのわからないことをひとり、つぶやきながらフェリーを探索。

売店
勉強室
寝室
いちばん最後のは三人が泊まってる部屋ね。このフェリーは「SPIRIT of TASMANIA」っての。船ん中に「タスマニアの歴史」みたいな展示があったりした(真ん中)。勉強になる、…英語に堪能な人には…。
ワタクシねー、この船でひとつのドラマを目撃しました。
フェリーに乗りこむ時、乗船口で1組の、別れを惜しんでいるカップルを見てました。女のコがメルボルンで彼がタスマニアなのかな? 遠距離恋愛らしいです。
フェリーが港を離れる時、その女のコが港のずっとハジッコまで船を追いかけてくるんですよ。ワタクシは「あー、さっきのコだー」と思いながら船の中から見てたんですけどね。
ちょいと写真でも撮ろうかと思って、甲板に出てみたらいるじゃありませんか、彼が。
たそがれ兄さん
メルボルンの港が遠くになっちゃったのに、ずっとみつめてるんです。背中が淋しそうでした。 ワタクシもけっこう甲板にいたんですけど、寒くて部屋に戻る時にも彼は動かず、人が少なくなった甲板でずっとメルボルンをみつめたままでした。
このフェリーにたくさんの人が乗っているわけですけど「それぞれに想いがあるものだなぁ」とガラにもなくしんみりしちゃってみました。
さっきまでしんみりしてたくせに、そんなことは忘れちゃってバッフェでたらふく夕ご飯をいただいている時、夕焼けに気づいた!!
食べかけのチーズケーキに別れを惜しみながらも甲板に出て撮りましたよ…。
美しい夕焼け

なんか、ホントにタスマニアまで渡ってしまうんだなぁ。いいのでしょうか、こんなヤツが。…まぁ、もう船に乗っちゃったし、こりゃタスマニアも思いっきり堪能してしまわなければ!!
と順風満帆(?)な気持ちで部屋に戻ってメール受信。(港を離れて少しの間は携帯を使えました。)
…なになに?学校の友からのメール、「仲間内で就職を決めたヤツがいる」と。…ギョヘー!!れいなさん、早くも遅れをとった!!…まぁ、海の上でジタバタしてもしゃーないし、考えるのやめよーっと。
(※ワタクシ、性格のこーゆーところを「おおらか・諦めがよい・臨機応変」という長所にしてしまってるんですけど、間違ってますかね…。)
えー、今回はきまぐれ初の海上からの日記でした。(送信はタスマニアに着いてからですけど。)


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