オーストラリア半周きまぐれ三人旅 (10月31日)

10月31日 : Cairns

 

ケアンズの夕暮れ

今日はKURANDAという、Cairnsに程近い山の中の観光地に行ってきましたー。
山の中のマーケット。今日は日曜日だったのでフリーマーケットが開かれてました。 小遣い稼ぎの為なのか、アボリジニの子供達が民族楽器をもって、ダンスを踊る。

その中にドラえもんグループを見つけました。 オヤジ体型のボス(ジャイアン)、その横でご機嫌をとっているコバンザメ(スネ夫)、嫌々やらされてると見える気の弱そうなひょろひょろの少年(のび太)、我関せずの楽器担当の頭が良さそうな少年(出来杉くん)…。 あ、これじゃドラえもんと静かちゃんがいないや。

帰ってきてから少しビーチを散歩。 そしたらここにもいるんだなー。 …そう、ペリカンさん。ところがちょーと違うのは、ここのペリカンさん達は「営業」するってこと。 観光客に写真を撮られる時にはジーっとしてんだなー。そいでエサもらってんの。 自分が一番、何に適しているかもう見つけているらしい。…くやしい!ペリカンに負けた!!学校、卒業したらどうしよう!!! ―まぁいいやそんなことは。ほっとこう。

散歩の後にはお食事です。 そうそう、食事と言えば昨日の晩のこと。 はるかさんが「シーフードが食べたい!」とダダをこねるのでレストランを探していたら上手い具合に見つかった。 ホルモズさん、はるかさん、れいなさんで入るとナゼか2階に案内されましたー、他も開いてるのに何で?

そしたら…2階フロアの99%が日本人。どうやらツアー客らしい。 ちょっといやーな感じはしたけど、とりあえず入ったから…と思ってテーブルへ。 メニューを見て2度目の唖然。…ロブスター一匹、$84?!んな、バカな!! さらにいやーな気分になりながらも注文を決める。 「シーフードの盛り合わせ」さて注文しようと思ったら、はるかさんが固まっている。 はてどうしたと思ったら周りの日本人がみんな「シーフードの盛り合わせ」を美味しそうに食してるではないですか。 (ツアーだからきっとメニューが決まってるんだろうね。) その内容が…。半分がフルーツなんですよ。たしか値段は$75くらい。 この値段をだしてフルーツ…。日本の同志達よ、キミ達はとっても高価なパイナップルやマンゴー、スイカを食しているわけだ。心せよ。 ツアーで来ることに異論はないです。けれども、「日本語が通じるレストラン」とかの甘い言葉に騙されてしまうのは、同じ日本人として悔しいぞ。 しかもキミ達を騙しているのは同じ日本人のガイド達なのだ!! 彼らはレストランに日本人を連れて行って、そのレストランから紹介料をもらっているのです。だからそんなにメニューの値段が高いのですよ。

ホルモズさんとはるかさんはツアー会社を経営しているのでそんなことにはすぐ気付く。そんなシステムに大反対のSAREBAN TOURSですからね。 自分達が戦っている、「敵」の本性を目の前にして気分が悪くなった気まぐれ旅一向は「メニューの値段が気に入らない」と言って飲み物だけでその店を後に。 それから三人は、そのレストランから2分歩いたところでシーフードのバイキングを1人$27で見つけておなかいっぱい食べましたとさ。めでたしめでたし。 「日本人、いちばんコワイの日本人」これ今月の標語ね。


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