ケアンズ直撃か!? 猛烈パワーの破壊的サイクロンが接近中

猛烈なパワーを持つサイクロン・ヤッシーがケアンズに接近!
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 洪水で大きな被害が出たクイーンズランドに、今度は強大なサイクロン(台風)が接近中!

 現在の中心気圧960ヘクトパスカル、風速220km/h と猛烈…いや、破壊的パワーを保ったまま、さらに勢力を強め、オーストラリアに向かっています。しかも、観光地として人気のケアンズを直撃すると予測されており、観光や農産物への大きなダメージが懸念されています。

 クイーンズランド州は、洪水被害・復興の対策もままならぬうちに、サイクロン警戒対策本部を設置。昨日には、ハミルトン島をはじめとする周辺の島々へ、強制避難を呼びかけました。またケアンズ沖のグリーン島等も、本日正午までには避難するようにとの通達が出され、当然のことながら、グレートバリアリーフへのクルーズツアー等は催行中止となっています。

 今回のサイクロンの名称はYasi(ヤッシーor ヤジー)。現在はカテゴリー3ですが、オーストラリアに近づくにつれて勢力を強め、今夜にはカテゴリー4へ。現在の進路をそのままいくと、中心の上陸地点は(かなりピンポイントで)ケアンズ。上陸時間は明日の夜10:00頃から木曜日未明にかけて。2006年にイニスフェイルに上陸し、大きな被害をもたらしたサイクロン・ラリーと同等、もしくはそれ以上の被害が出ると予測されています。

 なんでも、ラリーよりもサイクロンの大きさがハンパじゃなく大きく、勢力をどんどん強めながら発達しており、地元メディアは『モンスター』と呼び始めたほど! そのため、被災エリアが広範囲に及ぶとの見方が強まっています。一昨夜、タウンズビル近くの町ボーウェンに上陸したサイクロン(カテゴリー2)の影響が残っていること、前回の洪水被災地への影響も懸念されています。

 オーストラリアのニュース総合サイトは、サイクロン・ヤッシーについて「Huge and Lethal: Get Out Now(巨大で致命的:今すぐ逃げろ)」との見出しで書きたて、また、ケアンズの情報サイトでは、「Monster Tropical Cyclone Yasi a very, very serious threat(怪物熱帯サイクロン・ヤッシー、非常に(veryを2回繰り返して強調)深刻な脅威」との見出しで、住民へ警戒を呼びかけています。

 こうした国内メディアの反応は、今回のサイクロンの凄まじさを物語っているといえそうです。大丈夫か、、、ケアンズ。。。

 国内線フライトを運行している航空会社では、対象エリアへのフライトに対し返金・再アレンジなどを無料で行っていますので、該当者はすぐに連絡を。対象フライトは、本日から日曜日までの以下の空港への到着便 5路線。詳細は各航空会社サイトでご確認ください。ちなみに現時点(2/1 ケアンズ時間11:20)では、ケアンズ空港は平常通りとのこと。

  • ケアンズ
  • ハミルトン島
  • マッカイ
  • タウンズビル
  • ウィットサンデーコースト

【情報収集に役立つリンク】
オーストラリア気象庁サイクロン情報
ケアンズ・カウンシル(ケアンズの自治体)
ケアンズのニュースサイトCairns.com.au(地元紙ケアンズポスト)
ケアンズ空港
カンタス航空(オーストラリア国内サイト)
ジェットスター航空(オーストラリア国内サイト)
ヴァージンブルー航空

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住18年。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

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