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万里長城と明十三陵

万里の長城

万里の長城

中国に行ったら是非とも行きたい「万里の長城」。紀元前からあった防壁を中国統一を果たした秦の始皇帝が繋ぎ合わせ、北方からの騎馬民族の侵入を防いだ。
現在は、ユネスコの世界遺産にも登録され、世界で最も大きな人工建造物とされている。その大きさ(長さ)は宇宙衛星からでもハッキリと見えるとか。

険しい山肌に沿って作られている

北京から手軽に行くことの出来る「万里の長城」は、ほとんどが明時代のもので、観光としてよく訪れるのは「八達嶺」と呼ばれる場所。高速道の開通により、日帰りで簡単に行くことができるようになった。

一番高い地点まで徒歩で登ることが出来るが、ご覧の通り、険しい山肌に沿って作られているので、往復約1時間はかかると見ておこう。かなり健脚の人向けではあるが、思い出に残ること間違いなし!

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■■明の十三陵

万里の長城と観光セットになっている「明の十三陵」。風水学に従い1409年からこの地を皇帝の眠る場所として定め、明王朝滅亡まで約200年間に渡り造営された皇帝墓群。
現在内部を見学できるのは、明朝第十三代の皇帝・万暦帝の陵墓で、深さ27mのところにある“地下宮殿”が有名。





山々に抱かれた「明十三陵」入口→
山々に抱かれた「明十三陵」入口
明の十三陵

他の陵墓は現在閉鎖されていたり、発掘途中や未発掘のままになっている。(陵墓内部は撮影禁止になっているので注意。)
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巨大な石人
■■神道
神道

永楽帝の陵墓への参堂である「神道」。約1kmの整備された参堂沿いには、3m以上もある大きな石獣と石人が立ち並んでいる。

*現地で参加する*
“万里長城と明十三陵ツアー”
現地では毎日このツアーが催行されているので、前日までに申し込んでおけば大丈夫。ホテルの旅行カウンターなどで申し込みができ、料金はひとり約600元前後。
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城内の屋根飾り
故宮(紫禁城)

■■故宮■■

新旧が入り乱れて混在する北京。一番の見所はなんといっても、491年間に渡り、中国歴代皇帝の宮であった「故宮=紫禁城」。
中心になっている“太和殿”、朱色が美しい“内廷”は壁にはめ込まれた瓦細工も見逃せない。故宮内には約9000もの間があり、城内の総面積は72万平方メートル。
とにかく広いので、すべて見ようと思ったら丸1日あっても足りない。よく履きなれた靴で見学に望もう!

故宮内の回廊
↑故宮内の回廊

内廷の紅壁
↑内廷の紅壁

皇帝の玉座
皇帝の玉座

細工が素晴らしい「太和殿」天上部
細工が素晴らしい天井部
雲龍階石 映画「ラスト・エンペラー」の舞台にもなった紫禁城内。そこここに映画の一場面が蘇る。



←雲龍階石(城内最大の石造物)
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■■天安門周辺■■

1989年に起きたあの「天安門事件」の舞台となった「天安門広場」。総面積40万平方メートルで、世界で最も広い人工広場とされている。
広場の中央には「人民英雄記念碑」があり、その手前に「毛主席記念堂」、 前門から向かって左側に「人民大会堂」、右に「中国革命博物館」と「中国歴史博物館」がある。

毛主席が飾られた「天安門」を抜けると、「故宮」へと続く中山公園がある。

天安門
前門
←天安門広場へと続く「正陽門」
人民英雄記念碑前のモニュメント
真昼の太陽?
↑見えているのは太陽。
これでも 昼間?
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■■景山公園■■

故宮の北側に位置する「景山公園」。丘陵頂上にある“万春亭”からは、故宮の全景を望むことができる。
明朝時代・永楽帝が風水にのっとり、この地に丘を築いたほうが都の安寧のためによいとされ、石炭を積んで山にしたという伝説も残る。
とにかく北京市街を一望できる、素晴らしく見晴らしのよいところなので一度は足を運ぶべし。

景山公園より、故宮を望む
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天壇の象徴「祈年殿」

天壇公園内は早朝、太極拳などにいそしむ市民の姿が見られる場所としても有名。

■■天壇公園■■

明清時代に皇帝が五穀豊穣を祈念するために、旧場外につくられた「天壇」。
丸い三重塔は“祈年殿”と呼ばれ、金柱は12カ月を内部中央の4本の柱は四季を表している。
公園内には神々を供養する場所として建てられた“皇乾殿”や“斎宮”などがある。

朱塗りが美しい「七十二長廊」
↑朱塗りが美しい「七十二長廊」
龍が彫られた「階石」
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