旅で出会った不思議なこと、おもしろい事件、悲しいこと等など・・・つれづれなるままに、書き綴り候・・・。
Line

欧羅巴の建築めぐりの旅
 Report : 佳枝  

初めて海外に出かけたのは、私が19歳になったばかりの時で した。
昔から欧羅巴の建築に興味があった私は、どうしても 自分の目で確かめたくて、19歳の時に妹(17)と二人でドイツ ・スイス・リヒテンシュタインへ行ったのです。

もちろん、お互い費用は全て自分で貯めてから出かけました。 片道12時間のフライトも初体験だった私は、飛行機に乗って いる時間さえ、とても楽しく感じられました。

ドイツのフランクフルトに着いた時は、「ドイツへ来た」という実感が全然無くて、ホテルに着いても「ここ、日本じゃないよね ???」など妹と話していた事を思い出します。
とにかく見るもの全てが初めてで、いつも旅行会社の店先に 置いているパンフレットに載っている写真以上のものを見た感じがしました。

私はドイツのノイシュバンシュタイン城が観たくて行ったのですか、本物を自分の目で観た時は、もう泣きそうな感覚でした。
それまで本当に心の底から感動したことか無かった私 でしたが、あの時は本当に「来てよかった」と思いました。

建築以外にも文化・歴史・地元の人々がとても温かくて、たった12日間の旅行でしたが、本当に日本に帰りたくないぐらい 満足のある旅行になりました。

しかし良い事ばかりだけではありませんでした。 もちろんハプニングもあって、スイスのユングフラウヨッホ山頂 で、妹が酸欠で倒れた時には、私も死ぬような想いをしました。 幸い10秒ぐらいで気が付いてくれて、大事には至りませんでした。

妹をホテルまで連れて行って、その後買出しに一人で グリンデルワルドを歩いたのは、今となってはいい思い出です。 やはり日本人という事もあって、その日丁度グリンデルワルドで はお祭りがあって、とても地元の人がたくさんいたので、 かなり見られた事を覚えています。

それまで何に対しても(本当に好きな事以外は)無気力な私でしたがあの旅行以来、中・高校と6年間習って大嫌いになった 英語を克服する為に、去年から英語学校にも行ってて、もちろんバイトもしながら次の旅行費用も貯めている真っ最中です。(時間がある時は、ドイツ語の勉強もしています。)  

たった12日間でしたけど、本当にいろいろありました。 あの想いは行った本人でしか味わえない感覚です。だから是非 他の人にも、一度は行って欲しいと思いました。 今度機会があったら、またドイツ・スイスへ行きたいです。

つれづれなるままに旅日記

レポートNo.2

 
閉じる