実際に救助した動物たち -オウムと有袋類 ~エコレポ「 オーストラリアの野生動物保護:現場編」

実際に救助した動物たち -オウムと有袋類 ~エコレポ
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 エコレポで連載中の「オーストラリアの野生動物保護」、現場編の第12回がアップされています。2回に渡って、私がWIRESの活動を通じて、実際に救助した動物たちについて、紹介してきましたが、この回をもって、この「オーストラリアの野生動物保護」編は最終回となります。

 実際の野生動物の救助活動がどのような感じであるのか、少しでもお伝えできていたとしたら、大変うれしく思います。野生動物保護に興味のある方は、このシリーズをぜひ最初から読んでみてください!

★エコナビ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.12「実際に救助した動物たち -オウムと有袋類

実際に救助した動物たち -オウムと有袋類 ~エコレポ



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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

実際に救助した動物たち -カモの雛とペンギン ~エコレポ「 オーストラリアの野生動物保護:現場編」

実際に救助した動物たち -カモの雛とペンギン ~エコレポ
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 エコレポで連載中の「オーストラリアの野生動物保護」、現場編の第11回がアップされています。(報告が遅くてすみません。。)今回から2回に渡って、私がWIRESの活動を通じて、実際に救助した動物たちについて、紹介させていただいています。

 まずは、資格をとって初めての救助の様子。そして、もともとは鳥類が苦手だった私が野生動物の救助活動を通じて、鳥好きになるまでのお話なども(笑)。実際の野生動物の救助活動がどのような感じであるのか、少しでもお伝えできれば幸いです。

★エコナビ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.11 「実際に救助した動物たち -カモの雛とペンギン

実際に救助した動物たち -カモの雛とペンギン ~エコレポ

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人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!~エコレポ「 オーストラリアの野生動物保護:現場編」

人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!
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 エコレポで連載中の「オーストラリアの野生動物保護」、現場編の第10回目は、メルボルン中心部からほど近いブランズウィック地区にある、ユニークな活動をしている環境NPOの活動をご紹介しています。

 それは、持続可能な暮らしを目指す上で欠かせない環境保護の大切さを、広く一般市民に対して啓蒙活動している「CERES(セレス)」というNPO団体。彼らが活動を始めるに際し、汚染された土地を再生させ、人間の快適な生活のためにと始めた環境回復の取り組みが、野生動物の回帰へと繋がった。という、興味深い話題です。

 また、このCERESが行っている環境学習の取り組みは、この団体の活動資金を賄う上で、大きく貢献しており、講習会やセミナーなどのエデュケーション活動で得た収益を環境保護・保全へと還元する成功事例としても、大変興味深いものがあります。環境問題に興味のある方だけでなく、環境ビジネスを考えている方も、ぜひご一読ください!

★エコナビ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.10 「現場編(4)人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!

人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!

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コアラだって水を飲みたいっ!

暑くて、水を飲んでいたコアラくん。たまらず水の中へドボン!
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※このエントリーは、私(平野美紀)が、2005年2月4日に執筆し、ODNの公式サイト内で連載していたブログ記事の1つとして公開され(のちにソフトバンクテレコムに買収され終了)ていたものを再アップしました。

 コアラといえば、オーストラリア先住民アボジリニの言葉で『水を飲まない』という意味だということは、動物好きな人やオーストラリアに詳しい人には、結構知られていることじゃないかと思う。

 goo ペットのコアラの説明『コアラってどんな意味!?』によれば……(現在、サイト閉鎖でリンク切れ)

 コアラが主食とできるユーカリの葉は、約600種類あるユーカリの中でも約50種類位に
限られおり、そのユーカリ林が減少しないよう様々な努力が行われています。
さて、このユーカリの葉の大きな特徴は、栄養価が少なく、葉の約50%が水分であること
です。コアラは水分の補給を全てユーカリの葉を食べることによって行っているため、
通常は水を飲むということは必要ありません。
ですから、オーストラリア原住民のアボリジニからは「コアラ」=「水を飲まない」と
いわれているのです。

とある。

水道の蛇口から口のみするコアラ そう、コアラは水を飲まない。とか、飲む必要がない。というのが、一般的なコアラの知識とされている。

 でも、コアラだって水を飲みたいときがあるのだー!
 先日の新聞整理の際に、またまた見つけてしまった決定的な瞬間!!

 水道の蛇口にヘバりついて、蛇口の隙間から滴り落ちる水を必至に舐めるコアラくん。

 この写真は、ワイルドライフ・サンクチュアリーで保護したコアラだそうで、記録的な旱魃でかなり乾燥した気候だったらしいけれど、人間の管理の下に置かれているのだから、食事にありつけないわけじゃないはず。それでも、あまりに乾燥していたら、普段はそれほど水を必要としないと言われるコアラだって、喉が渇いて水を飲みたいんですね~。

 …というわけで、従来のコアラに関する知識=コアラは水を飲まない。は、×。
→訂正:コアラだって水を飲みたい時があるのだ~♪
が正解(笑)。

<2014年2月2日追記>

 2009年の大規模ブッシュファイヤーで被災した野生のコアラが、救助される際に、水をもらって飲んだ映像は、世界に衝撃を与えました。このコアラは「サム」と名付けられ、救助された後、治療および手厚い介護を受けていましたが、残念ながら天国へ旅立ってしまいました…。

 その他にも、たくさんの「コアラが水を欲しがる様子」が、写真や動画で確認できます。トップ画像は、上述のブッシュファイヤーがあった時、ものすごい熱波でハンパない暑さだったため、民家のガレージに溜まっていた水を飲みに来たコアラくんが、あまりの暑さに、いてもたってもいられずに水の中へ入ってしまった瞬間の画像。こちらのニュースから。

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野生動物と共存するために -ペンギンの島、フィリップ島の挑戦 ~エコレポ「 オーストラリアの野生動物保護:現場編」

野生動物と共存するために-ペンギンの島、フィリップ島の挑戦
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 エコレポで連載中の「オーストラリアの野生動物保護」、現場編の第9回目は、メルボルンから車で2時間程のところにあるペンギンの島、フィリップ島での環境維持と野生動物保護活動など、観光事業の裏側をご紹介しました!

 私自身もボランティアとして、保護活動を体験をさせていただいたのですが、華やかな観光事業の裏で、このような地道な作業が行われていたことを知り、大変意義深い取材となりました。

 このコラムでご紹介しいているフィリップ島の活動は、日本でも十分生かせるものだと思います。環境の保護・維持が野生動物を守ることに繋がり、ひいては、観光へと繋がっていく。本当に、エコツーリズムのお手本のような島だと思います。

 環境と野生動物の保護に関心のある方は、ぜひともご一読ください!

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.9 「現場編(3)野生動物と共存するために -ペンギンの島、フィリップ島の挑戦

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野生動物を絶滅に追いやる外来種2 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

野生動物を絶滅に追いやる外来種2 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」
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 人間が持ち込んだ本来そこにはいないはずの動物たちが定着すると、その土地の固有種である動物たちが追いやられ、生態系に悪影響を及ぼします。

 今回は、『農薬を使わず自然にやさしい農業対策』して持ち込まれたオオヒキガエルについて、取り上げました。農作物を守ろうと、害虫対策として放った外来種が、その役割を果たさないどころか、その土地に生息していた生き物たちを絶滅に追いやってしまっている現状。

 さらに、オーストラリア固有の生態系を破壊するだけでなく、人体への悪影響も…。人間の浅はかな考えによる安易な行動が、本来の生態系に悪影響を及ぼし、さらには自分たち人間にとっても脅威となっています。

 その実態を詳しくご紹介していますので、ご興味のある方はぜひ♪

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.6「野生動物を絶滅に追いやる外来種・2 -人間が生態系に及ぼす悪影響-

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野生動物を絶滅に追いやる外来種 ~エコレポ「オーストラリアの野生動物保護」

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 日本でも取り沙汰される野生動物保護と外来種の関係。オーストラリアでも最も重要視されている問題といえます。様々な対策がとられていますが、なかなか難しい問題で、完璧な解決策は今のところないのが実情です。

 移民国家であるゆえに抱える大きな問題、それは遥か昔から始まっていました。西洋人の入植と共に渡ってきたヨーロッパの生き物たち、そして、何万年も昔に人間によって連れてこられた動物も…。絶滅したとされる『タスマニア・タイガー』が本土(=オーストラリア大陸)からいなくなったのも、その犠牲になったためと言われています。

 このコラムを読んでいただくことで、太古の昔からオーストラリアが外来種の問題に晒されてきたことが、ほんの少しでも伝われば嬉しく思います。

★エコレポ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.5「野生動物を絶滅に追いやる外来種

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