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動物に死を悼む気持ちはあるのか?
いかに高度な知能を持つエイプ(類人猿)であっても、「他のものの死を悼む気持ちはない」「親近者や仲間の死を悼む気持ちがあるのは人間だけ」というのが、これまでの通説でした。これは、霊長類研究所としては世界最高峰の「京都大学霊長類研究所」、山極寿一教授(京都大学大学院教授・霊長類学)も以下のように述べています。
「動物には生と死という区別がない。人間には社会が出来て、そこに死を悼む気持ちや、恐れる気持ちが生まれた」
ところが、少し前の新聞に興味深い記事が出ていました。
それは、野生チンパンジーが生息するカメルーンの保護区でのこと。傷ついたり、病気等、様々な理由で保護されたチンパンジー達が野生に戻れるよう訓練するセンターで、ある日、1頭のチンパンジーが野生に戻ることなく死亡。
センターのスタッフらがそのチンパンジーの撤去作業をはじめたところ、わらわらと他のチンパンジー達が集まり、連れて行かれる(死んだ)仲間をじっと見守っていたそうです。その様子は、皆どこか悲しそうで、しんみりとしていたと……。
この様子が世界各地で報道され、「もしかしたら、チンパンジーにも仲間の死を悼む気持ちがあるのかもしれない」と、生物学者達からもこれまでの通説を覆す意見が出始めたとか。
「動物に死を悼む気持ちがない」と人間が勝手に決め付けること自体が、間違っているような気もします。その動物でなければ、わからないことがたくさんあるはず。…と私は思うんですけどね。。

About Me
平野 美紀 自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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