コラムアップ!オージーを魅了する、世にも美しい “桜色に染まる国” 【Risvel 連載コラム:地球に優しい旅しよう!】

祇園の桜
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 今回の旅行情報サイト「Risvel リスヴェル」で連載中のコラム:地球に優しい旅しよう!では、これまでとちょっと違った視点の記事をアップしています。

 それは、オージーから見た日本の魅力。

 北海道や長野へ、スキーに訪れるオージーが多いのは、もうご存知と思いますが、実は、じわじわと人気が高まっているのが、春の日本。

 オージーたちが熱い視線を送る春のニッポン!
 そう、桜の季節です!

 近年、じわじわと人気が高まっている桜の季節を旅する日本ツアーの実情を、美しい京都と姫路の桜と共にご紹介しています。 どんな風に人気なのか?は、コラムをお読みいただくとして・・・

 記事の中では、以前、日本のあちこちを旅した時に撮った『桜の風景』をアップしています。
 京都と姫路城は、運よく、ちょうど満開で、とてもきれいでした!
 ぜひ、桜色に染まる美しい国・日本をご堪能ください♪

オージーを魅了する、世にも美しい “桜色に染まる国”

リスヴェル連載コラム:オージーを魅了する、世にも美しい “桜色に染まる国”

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

日本こそ、世界一の地熱発電先進国に!

鹿児島・山川の地熱発電所
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 原発事故の収束がまったく見えてこない。人間が何でもコントロールできると思っていた人たちの、浅はかな知識が、まるで根拠のない架空のものであったと認識させられた今回の事故。自然の力を舐めていたのだとしか、言いようがない…。

 流れは『脱原発』→『自然エネルギー』へと注目されつつある。ただ、何度も色々なところで言っているが、一見すべてが素晴らしいように思える自然エネルギーも今はまだ完全ではなく、様々な角度から見ると問題が山積している。導入には、熟考が必要だ。

 特に風力発電については、風車が回る音などが周囲の生態系に及ぼす影響が大きく、たとえ海洋に作ったとしても周囲に生息していたイルカなどの大型海洋生物がいなくなったり、魚の種類が激減するなど、漁業へのダメージも指摘されている。また、日本では落雷による破損が多く、いまだに赤字だという。

 太陽光発電は音も出ず、周囲への影響はほとんどないのだが、発電効率の悪さと耐久性に不安が残る。各家庭ごとの導入は大いに推奨したいところだが、大型発電所となるとどうか、、という感じだ。

 そこで、火山国であり、数多くの温泉が噴出している日本だからこその地熱発電にもっと力を入れてみてはどうか?と思う。日本では、現在でも自家発電を含め、18ヶ所で地熱を利用した発電をしているそうだ。

鹿児島・山川の地熱発電所鹿児島・山川の地熱発電所

 発電効率からいえば、それほどのものではない…という人もいるかもしれないが、日本のあちらこちらで温泉が出るのだから、地域ごとであれば利用可能なのではないだろうか?現に、オーストラリアのような火山もなく、温泉もほとんど出ていないような国でも地熱発電を利用している地区があるのだから。

 地熱発電は、元々自然にあるもの、湧出している余剰の熱エネルギーを利用するのであるから、燃料は不要でCO2はほとんど出ないし、規模にもよるが、基本的に安定した発電量を得られるなど、環境にも優しく、ほぼいいことづくめなのだ。

 しかも、日本は地熱発電技術では世界トップを誇る。発電設備の世界シェア第1位は、富士電機システムズだそうだ。これだけ役者(? いや条件)が揃っているのに、力を入れないというのはいかがなものかと思ってしまう…。

 今だからこそ、地熱利用に再注目を!おそらく今考えられる、最もクリーンで効率的な発電方法だと思う。

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