オーストラリアの台所!食の宝庫、ビクトリア州を紹介 ~エコナビ・オーストラリアのユニークな自然環境に迫る!

コンパクトな地の利と多様な環境が育む‘食の宝庫’-ビクトリア州-
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環境情報サイト「エコナビ」で連載中の『オーストラリアのユニークな自然環境に迫る!』にて、食の宝庫ともいえるビクトリア州を紹介しました!

オーストラリア本土側では最も小さい州であり、国土のわずか3%程度に過ぎないエリアながら、温帯の海洋性から地中海性、さらには、乾燥したステップ気候といった、異なる気候が生み出す豊かな環境に恵まれたビクトリア州。

短い期間でも山から海まで一通りの体験ができるコンパクトな立地なうえ、オーストラリアの台所ともいえる豊富な農産物や海産物が楽しみな州でもあります。

オーストラリアのいいところを凝縮したようなビクトリア州の特徴と魅力が伝われば幸いです♪

※実はこっそり「ビクトリア州政府観光局の日本語サイト」の主なページのライティングを担当させていただいています。テヘッ(=´∀`)

コンパクトな地の利と多様な環境が育む‘食の宝庫’ -ビクトリア州-

コンパクトな地の利と多様な環境が育む‘食の宝庫’-ビクトリア州-

コンパクトな地の利と多様な環境が育む‘食の宝庫’-ビクトリア州-

今回で三回目となる『オーストラリアのユニークな自然環境に迫る!』シリーズでは、オーストラリア各州の特徴をわかりやすく、手短につかんでいただけたらと思いながら筆を進めています。

この後も、タスマニア州、南オーストラリア州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー(順不同)と続きますので、乞うご期待!?

images: © Visit Victoria / 無断転載不可

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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

「トラベルコちゃん」に、メルボルンとパースの情報を寄稿しました!

老舗旅行サイト「トラベルコちゃん」に寄稿しました。
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老舗旅行情報サイト「トラベルコちゃん」の 海外現地クチコミ・コーナーにて、「メルボルン」と「パース」の情報を寄稿しました!

メルボルンのほうは、もう昨年からアップされていまして(またまたご報告が遅くなり、すみません。。)、グルメ情報15件、ホテル情報15件、観光情報10件、ショッピング5件のご紹介。

そして、パースのほうでは、ホテル情報12件、観光情報9件、ショッピング4件をご紹介しています。

私が書いたものは以下のリンク・ページから、それぞれプロフィール画像の下にある「グルメ」「ホテル」などをクリックするとご覧いただけます♪

メルボルン
パース

メルボルン、パースへお出かけ予定の方は、ぜひ参考にしてみてください!

※シドニーも少しありますよ!⇒ シドニーのホテルシドニーのモデルプラン&危険情報

老舗旅行サイト「トラベルコちゃん」に寄稿しました。

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増えすぎたコアラを秘密裏に安楽死… その現場は・・・

ケープオトウェイ(グレートオーシャンロード)のコアラ
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 約6年ぶりに訪れたその場所は、変わり果てていた。動物好きな私にとって、天国のようなその場所は、野生のコアラが鈴なり状態で見られる『コアラ天国』だった。1本の木に1頭というくらいの頻度で、木を見上げれば、必ずやコアラを見つけることができる(お気に入りの)場所――

 しかし、今は見る影もなく、見あげても、コアラの姿を容易には見つけることができなかった。よく見ると、コアラが鈴なりになっていた木々の幹には、鉄板が巻きつけられ、コアラが登れないようにしてあった。

「なぜ、こんなことを?」

 その理由は、近くに貼られた小さな手作りのポスターに書かれていた。

 “この森のユーカリの木(マンナガムManna gums)はコアラの大好物です。
 しかし、コアラが増えすぎて、マンナガムは食べつくされようとしています。
 森は死にかけています。
 この森からマンナガムが消えたら、コアラもいなくなってしまうのです。
 ですから、私たちは、コアラがマンナガムを食べ過ぎないように、木に登らないように、鉄板を設置しました。
 これは、森とコアラ、ここの環境を健康に保つためです。
 私たちはどちらも失いたくありません。
 どうぞご理解をお願いします。” (原文は英語)

 森の中を車で走ってみると、その事実はすぐに理解できた。白く立ち枯れた木々が、森のそこかしこに出現… いや、ほとんどが枯れてしまっていたのだ。森は本当に死にかけていた。このエリアはコアラが増えすぎて問題になっていたが、ここまで深刻だったとは・・・

コアラに食べつくされ、立ち枯れた木々

コアラに食べつくされ、立ち枯れた木々


 ※下の動画は、立ち枯れた木々の森を走り抜ける際に、撮影したもの。死にかけた森の様子をバーチャル体験していただけると思います。

 それでも、まだこの場所では、オーストラリアの他の地域に比べて、たくさんのコアラを見ることができた。しかし、それは以前とは異なり、高い木の上ではなく、道路のすぐ近くや道路に出てきてしまうコアラが多くて、交通事故に遭わないかとヒヤヒヤしたほどだ。

空腹のコアラ数百頭を秘密裏に処分 ‐ビクトリア州

 あれから数ヶ月経った昨日(2015年3月4日)、こんなニュースが世界を駆け巡った。まさに、私が大好きなこのエリアでの話だ。

 『空腹のコアラ数百頭を秘密裏に処分 ‐ビクトリア州』

 日本でもNHKなどが『豪 700頭近いコアラの殺処分に批判の声(参照)』と報道しており、その記事には以下のような記載がある。

ビクトリア州政府によりますと、おととし9月から去年3月までの半年間に、衰弱した野生のコアラ合わせて686頭を薬物注射で殺処分していました。その理 由について州政府側は、「コアラの頭数の急激な増加で、食べるものが足りず、飢えに苦しむコアラが増えているため、専門家と協議のうえ行った」と説明して いますが、殺処分の事実を公表していませんでした。
州政府では、野生のコアラの生息環境としては、森林1ヘクタール当たり1頭が望ましいとしていますが、ケープ・オトウェイ周辺では、最も多いときで1ヘクタール当たり20頭生息していたということです。

 森が枯れてしまえば、どのみちコアラは死んでしまう。だからといって、殺さずとも、他に方法があるのではないか?という声が、『批判』に繋がっているといえる。たしかに、他の森へ移住させるとか、そういう手もある。しかし、問題なのは、コアラが一筋縄ではいかない、ということなのだ。

 コアラはユーカリを食べるが、1,000種近くあると言われるユーカリの中でも、20~30種くらいしか食べない偏食主義でもある。人間がきちんと環境を把握し、その場所が今までの棲家とほとんど変わりないと思われる環境であっても、そこに移すと馴染めずに餓死したり、外敵にやられてしまったりと、失敗するケースがほとんどで、人間が考えているほどコアラの移住は簡単な話ではない。

大きくなっても一緒に過ごすコアラの親子

大きくなっても一緒に過ごすコアラの親子


 そんなことをいうのなら、世界各地の動物園で生きているコアラはどうなんだ?という声も聞こえてきそうだが、動物園には外敵もいないし、気温も食べ物も敵対する仲間(コアラ同士の争い)もコントロールできる。だが、自然の中ではそうはいかない。もちろん、運搬途中や新しい環境になじめず死んでしまった個体もいるし、そうした劇的な環境の変化に耐え、生き残ったたくましい個体が子を産み、動物園で生まれた子にとっては、そこが「ホーム」となる。他を知らない。だから生きていけるとも言える。むしろ自然の中に放ったら、死んでしまうだろう。ちなみに、日本で見られるコアラはすべて、(日本国内で生まれた個体を除き)元々はオーストラリア国内の動物園生まれだ。

 環境と生き物は切ってもきれない関係。自然の中で育まれた生態系は、人間が考えている以上に複雑で、脆い(もろい)ものなのだということを痛感するばかり… だからといって、空腹でどのみち死ぬのだからと、人間の一存で安楽死させるという安易な考え方には異を唱えたい。

 ※最後に、私と琉球大学の尾方先生(地形学、地生態学などがご専門)の、この件に関するやりとりを載せておきます。また、以前アップしたコンテンツ『特集:世界最多の固有種1,300種以上!オーストラリアに見る 生物多様性』をあわせてお読みいただき、オーストラリアの生態系を理解する一助になれば幸いです。


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NHK-BS1「地球アゴラ」に出演!富山大学から生中継~鉄道がまちを変える

地球アゴラ「富山大学(1)祝!北陸新幹線 鉄道がまちを変える」
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 来週日曜日、2015年2月15日午後5時~放送のNHK-BS1「地球アゴラ」に、再び出演させていただくことになりました!今回は、スタジオを飛び出し、富山大学からの生中継です。

 今回のテーマは「富山大学(1)祝!北陸新幹線 鉄道がまちを変える」。富山とフランス、オーストラリアを繫ぎ、富山大の学生さんたちを交えてのトークになる予定です。この3都市の共通点は「路面電車=トラム」。今回私は、世界最大のトラム運営網を誇るメルボルンのトラムをご紹介!メルボルンのトラムといえば、アレですね♪ 一度は絶対乗ってみたいあの“名物トラム”をメインにご紹介します。

 ゲストは、富山ご出身の柴田理恵さん。メルボルンにも行ったことがあるということなので、お話するが楽しみです。実は私、柴田さんの出るドラマ、ほとんど見てるかもしれないくらい、めちゃ柴田さんファン!(笑)

 そして今回もVTR制作のために、先月、メルボルンでロケ撮影をしてきました。しかし…その時メルボルンは、ちょうど全豪オープンが前日に始まったばかりで、その日は錦織選手の初戦が行われる日であり、なんと、サッカー・アジアカップの日本代表戦も行われる日だったため、市内はめちゃ混み!なんでも市内中心部の人口が、通常時の20%強増しだったとか。しかも、毎日カンカン照りで、めちゃめちゃ暑い!(>_<)  サッカー日本代表戦の試合もチケットがあるからと、せっかく誘ってもらったのに、スタジアムの前まで行っただけで、泣く泣くその場を立ち去り、錦織選手がプレーしている会場の前まで、トラムで行っただけで、すぐさま折り返しのトラムに乗って、会場とサヨウナラ…… 悲しーーー!ヽ(;▽;)ノ とにかく、朝から晩まで、トラムを追っかけて、メルボルン市内を何度も行ったり来たり。目が回りそうなほど、ぐるぐるしてました(笑)  今回は前回とは違って、富山大からの生放送となり、学生さんたちからどんな質問がでるかまったく予想できないため、ほとんどフリートークとか。。富山大の学生の皆さん、変な質問しないでね~(違) お手柔らかに~(笑) ★NHK-BS1「地球アゴラ」 第258回「富山大学(1)祝!北陸新幹線 鉄道がまちを変える」2015年2月15日(月)午後5時~5時50分

NHK-BS1 地球アゴラ 富山大学から生放送 鉄道がまちを変える


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カウラ桜まつり、メルボルンの記事2本アップ!【Risvel 連載コラム:地球に優しい旅しよう!】

リスヴェルにカウラ桜まつりとメルボルンの記事をアップ!
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 旅行情報サイト「Risvel リスヴェル」で連載中のコラム:地球に優しい旅しよう!に、先月末に行われた「カウラ桜まつり」のレポートと、メルボルンが世界で一番フレンドリーな街、住みやすい街に輝いたという記事をアップしています。(またまた報告が遅くてすみません。。)

 この2本はどちらもレポート記事になっており、行ってみなければわからない(見えない)小さな発見などを盛り込んでいます。

南半球のオーストラリアに春がやってきた!~カウラ桜まつり

世界で一番フレンドリー&住みやすい街、メルボルンへ!成田発着直行便 搭乗レポート

 ジェットスターの直行便でメルボルンへ行ってみようかな? カウラってどんなところだろう?行ってみようかな?
と思った方に、ちょっぴりお役にたてると思います。

 ガイドブックには載っていない情報が詰まっていますので、どちらもよく知らない…という方は、ぜひ読んで、行きたくなってください♪



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人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!~エコレポ「 オーストラリアの野生動物保護:現場編」

人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!
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 エコレポで連載中の「オーストラリアの野生動物保護」、現場編の第10回目は、メルボルン中心部からほど近いブランズウィック地区にある、ユニークな活動をしている環境NPOの活動をご紹介しています。

 それは、持続可能な暮らしを目指す上で欠かせない環境保護の大切さを、広く一般市民に対して啓蒙活動している「CERES(セレス)」というNPO団体。彼らが活動を始めるに際し、汚染された土地を再生させ、人間の快適な生活のためにと始めた環境回復の取り組みが、野生動物の回帰へと繋がった。という、興味深い話題です。

 また、このCERESが行っている環境学習の取り組みは、この団体の活動資金を賄う上で、大きく貢献しており、講習会やセミナーなどのエデュケーション活動で得た収益を環境保護・保全へと還元する成功事例としても、大変興味深いものがあります。環境問題に興味のある方だけでなく、環境ビジネスを考えている方も、ぜひご一読ください!

★エコナビ・オーストラリアの野生動物保護 Vol.10 「現場編(4)人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!

人に優しい暮らしを目指したら、カモノハシが戻ってきた!

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カンタス航空のウェブサイト・カンガルー通信にコラムを寄稿

カンタス・スタイル カンガルー通信「メルボルン」
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 ちょっと時間が経ってしまいましたが、昨年11月の「メルボルンカップ」取材で訪れたメルボルンのコラムをカンタス航空のウェブサイト『カンタス・スタイル カンガルー通信』へ寄稿しました。ウェブで読めるようになっていますので、よかったらどうぞ♪

 タイトルは「メルボルンカップに沸く、春から初夏にかけての魅力あふれるメルボルン」。私の住んでいるシドニーとメルボルンの違いなどにも触れ、メルボルンの魅力について書き留めてみました。

 今年の4月には、成田~メルボルン間直行便の運航も開始されます。カフェやマーケットめぐり、グルメ、ファッションなどなど、魅力いっぱいのメルボルンへ、ぜひ出かけてみてください!

★カンガルー通信 『 メルボルンカップに沸く、春から初夏にかけての魅力あふれるメルボルン

カンタス・スタイル カンガルー通信「メルボルン」

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