しゃべるコッキー オウムのバリー君

オウム(コッカトゥー)のコカタくん
標準

オーストラリアの空をギャーギャー言いながら飛び交っている野鳥のコッカトゥー。略してコッキーともいう、日本でいうところのキバタンという種の白いオウムですが、「オウムならしゃべれるんじゃないの?」と、常々思ってました。

で、ウチにやってくるオウムにも、「おはよう」とか「こんにちは」とは声を掛けては、何とかしゃべらせようとしていたのですが、これがなかなかそううまくはいかない…。

でも……先日出掛けたケープトリビュレーションで、しゃべるコッキーに出会ってしまったのです!!

野生なのだけれど、すっかり居ついてしまって、名前をつけてもらったのはコッキーのバリー君。レストランへやってくるお客さんから「ハロー!バリー」と声掛けられているうちに、自らも「ハロー!バリー」としゃべるようになったという。これ、まさに“オウム返し”ですな(笑)。

そのうち、お客さんが「サンクス、マイ!」(←オージーの決まり文句。サンクスは、ありがとうのThanksで、その後に何にでもマイ=mate=相棒の意をつける。「ありがとさん!」って感じ?)と言うのも、マネしたりするようになったとか。今じゃ結構いろいろしゃべるのだそう。

コッカトゥーはやっぱり、鍛えればしゃべれるようになるのだ!と、バリー君に会って再確認したのでありました。そのバリー君、ビデオに収めてきたので、よかったら見てやってください!

仲間をいっぱい連れてくるオウム(コッカトゥー)バリー君にすっかり感化されて、よーし、ウチに来る子も鍛えようっと、と思ったのですが・・・この子たちにはちょっと問題が。。まず一羽がやってきて、慣れてくると、仲間をいっぱい連れてきちゃうこと。ほら、こんな具合に→

でもって、放っておくとデッキなどの木を齧ってボロボロにしてしまうことも…(涙)。ちょっとたくさん来すぎなんだってば!(怒)

あ、トップの写真はバリー君ではなく、ウチにやって来るコカタ君です。隣はそのお友達(?)。そして、数日後・・・下の写真のようになってしまいましたとさ…(泣)。

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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