ワニでもエミューでも、そして国を代表するマスコット的存在のカンガルーさえも人間の胃袋へ消えてゆくオーストラリア。なんと、アウトバックのとある場所で、“ラクダ・バーガー”なるものを食べた!
ラクダ、らくだ、駱駝。そう、子供の頃によく歌った『月の砂漠』の歌詞にも出てくるラクダ。
♪月の砂漠を~ はぁるばると~ 旅のラクダが行きましたぁ~♪ の、あのラクダがバーガーに!?
「ラクダはシャンプーしておいたわ」というセリフが記憶に新しい、オーストラリア政府観光局の新キャンペーンCMにも登場するラクダくん。なぜ、コアラじゃなくてラクダ??オーストラリアとラクダに一体どんな関係あるの?と思う人もいるんじゃないかと思う。
元々乾燥した砂漠に棲むラクダたち。同じく乾燥したオーストラリア中央部では、19世紀にアウトバック開拓のため、中東から大量のラクダを移入した。そのラクダたちが役目を終え、放置もしくは野に放たれ、そのまま野生化してしまったのだ。
オーストラリアで野生化したラクダたちのほとんどは、地球上の野生種は既に絶滅してしまったとされる“ひとこぶラクダ”。ラクダたちにとってオーストラリアはとても棲み心地が良かったらしく、あまりにも増えすぎて問題視されているほどになっている。
この困り者のラクダたちを集めて再び飼い慣らし、観光用=キャメル・トレッキングなどに利用しているところも多い。それ以外にも皮革製品やオイル、食肉用として囲い込んでいる農場もある。また、観光用や荷物を運ぶための家畜として飼育していたラクダが死んでしまった場合、食料に乏しいアウトバックでは食肉として提供されることもあるそうだ。
そんな、アウトバックのキャメル(ラクダ)・ファームのカフェで見かけたのが“ラクダ・バーガー”。普通のビーフ・バーガーがないわけではないけれど、ビーフを買うために何百キロと車を走らせなければならない僻地であるからして、ラクダの肉はれっきとしたご馳走なのだ。
さて、そのラクダのお味は?というと……
ちょっと独特なニオイがあるけれど、食感はビーフに近い。まあ、悪くはない…というか食べられなくはない味だと思う。味付け次第ではもっとおいしく食べられそうだ。ただ、ビーフに比べるとちょっとパサつき感が気になる。
中東やインド、パキスタン、モンゴル等の国々では、ラクダ肉は結構ポピュラーなようで、肉屋のチラシにこんな文言があったとか。
今回、若くて肉づきが良いラクダの、油がのった旨い肉をご提供しております。
貴方はこの味がやみつきになること間違いなしです。
この黄金のチャンスを逃さないように (証拠はこちら)
この肉屋さんはちょっと大袈裟じゃないかと思うけれど、すご~く美味しいのもあるのだそう。
現在約60万頭。8年毎に倍増していくほどの勢いで増え続け、50年後には人口の約2倍になるのではないかと言われているオーストラリアの野生ラクダたち。その対策として「脂肪分が少なくてヘルシー」というラクダ肉を、世界的健康ブームに乗せようという新たな試みもあるそう。美味しいのを食べたら、本当にやみつきになっちゃうのかも?
●Camels Australia Export
オーストラリアが気に入ったらしいラクダくん
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。
美紀さん、お久し振りです。
ラクダは哺乳類・ウシ目だそうで、何とか食べられそうですね。
だいぶ前にダチョウは低脂肪だとかで、千葉辺りにダチョウ牧場が幾つかできたと聞きましたが、未だスーパーに並ぶ事にはなっていません。
お久し振りですね。
ラクダもおいしそうですね。もし昔から日本にもラクダがいたら、きっと『おせち料理』の一品になっていたと思います。
おせちは味などのほかに縁起の良い名前や語呂が必要なので「楽だ」なのでバッチリ。
ラクダ専用の猟師は「コブ取り爺さん」と呼ばれていたでせう。
Igarashiさん、さくらきのりさん、お久です!
…ってこのエントリ昨日アップされたんですかね??
実はアウトバックをさ迷っていて、まったくネットにアクセスできなかったため、代わりをお願いしていたのです…。
> ラクダは哺乳類・ウシ目
そっか、ならばそう不味くはないはず(?)ですよね。
> 『おせち料理』の一品
にラクダ「楽だ」…って、結構ありがたい感じもしたりして(^^;
目の付け所が違いますねー!
あ、「代わり」ってこのエントリの中身じゃなくて、
アップロード(ボタンを押す)を代行してもらったってことです…。
そうです!
毎日美紀さんの更新チェックをしていたのですが、9月3日付けで昨日アップされています。
↑そうです。
最初「ラクダ・バーガー」が「父の日」と同じ3日付けとなっていたのが、10日付けとなり、実際登場は19日?
戒厳令でもないのに??
>戒厳令?
・・・やっぱりワタシよりのハナシになってきましたか、だんだん。
ま、それはさておき本題関連のコメント。
それより先に『代行ボタン』の件。
>あ、「代わり」ってこのエントリの中身じゃなくて、
アップロード(ボタンを押す)を代行してもらったってことです…。
そりゃー分ってますってば、
>♪月の砂漠を~ はぁるばると~ 旅のラクダが行きましたぁ~♪
>ビーフを買うために何百キロと車を走らせなければならない
僻地であるからして
『医者に行っておりませぬ』、『・・・からして』などの
文雅を堪能できるのはブログ界広しと言えども、Mikiさんの世界
ですねー。
ということで、毎朝、ならぬ数時間おきにシドニーを訪ねていた
のですが、Igarashiさん、sakurakinoriさん同様、寂しい想いの
毎日でしたよん。
酒気帯び運転回避以外はなるべく『代行運転』でなく、
リアルタイムで心待ち致しております。
さて、本題コメント!
・・・を書くとこれからまた更に長くなるので、紙面をあらため、
構想をあたため、ウケねらいをあきらめ、真摯に取り組み
後刻追送と致します。
↓今回のテーマは・・・
ラクダ「食う?出た~」です。料理しても血は出ません。
なんせ「無血」ですから。
↑おー(ノ ^ ▽ ^ )ノ
皆様、お騒がせいたしました!
無事、前人未到(…じゃないけど)の地から帰還しておりますので、次回は大丈夫です(^^;
> ラクダ「食う?出た~」
クーデターといえばタイ。いやぁ、ビックリしましたねー。
タイといえばTikoさんですが、ご無事で何より(??)。
>クーデターといえばタイ。
タイといえばTikoさん・・・
はい、私はもう
さくらきのりさんの
>戒厳令
のフリからイソイソと出動しております。
万人監視の当ブログなのでカゲキなコメントは控え
させて頂きますが、昨日の新聞報道では
タイ国民の84%がクーデター肯定派とのことで、
単なる政府転覆、政権奪回、利権目的の愚挙ではない
ことをご深慮頂ければ幸甚に存じます。
ただし、やっぱり背景や実情をよくご存じでないムキには
プリミティブな蛮行と思われることでしょうし、国際視点では
マイナスイメージは避けられないことがザンネンです。
せめて、タクシン首相本人が国外に出ている時に
挙行したことで、混乱をミニマイズできたことが救いだと思います。
↑『万人監視』←変換間違いしました『環視』
失礼しました。
タイも大変ですね。
日本もクーデター起こしても決して間違っていない状況だと思うんですが。
そう、大変と言えば、履いてたパンツが脱げなくなった美紀さんの足はどうなったんですか。
>タイも大変ですね。
はい、タイ変です、あ、このテのフレーズを
使う場合はさくらきのりさんの許可が必要な気が・・・
>履いてたパンツが脱げなくなった美紀さんの足は
どうなったんですか。
はいはい今度は引っ掛かりません、Slacksですね、
あのSlacksは縫い目を少しほどいて無事脱げたと思います。。。
・・・じゃなくて、足の方でしたね、心配なのは。
ほんと、いかがですか?もう痒みもとれましたか?
ご自愛下さい。
あ、皆様ご心配ありがとうございます!
足は、ってか虫刺されは、ですね。もう大丈夫です!
…って言いたいところなんですが、今でもときおり痒みがぶり返してくるんですよ!(怒)
ッたく、シツコイったらありゃしない。