ポインセチアったら、まったく!

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もうすぐクリスマス♪ 日本でもそうだけれど、この時期になるとポインセチアの赤い花(いや苞?)と葉のクリスマス・カラーが街に彩りを添える。
ここシドニーでも花屋の店先やショップのウインドーにポインセチアが飾られ、ああ、クリスマスなのだなと思いを強くする植物だ。
そのポインセチア、原産地はメキシコなどの中米あたりの亜熱帯地域植物なのだそうだ。寒さに弱く、暖かいエリアを好むため、南国情緒あふれる宮崎あたりでは群生するポインセチアを見かけることもあるそうだが、日本の主な地域では屋外で育てるのは難しいという。
が、ここシドニーあたりでは野生化したポインセチアを見かけることも多い。しかもほとんどが3~5メートルもあろうかという巨木!それまで鉢植えしか見たことがなかったこともあって、真っ赤な花をつけていなければポインセチアだとは思わなかったほどだ。
とはいえ、北半球であれば冬のこのクリスマス・シーズンに赤い花をつけるわけだが、ここは季節が逆の南半球。ゆえに、シドニー(オーストラリア)でポインセチアが赤く色づいているのは、6~7月頃だったりする…。
つまり、皆がポインセチアの花をイメージするクリスマスの時期には、単に緑の葉をつけたひょろ長い木というわけで、仕方なく逆の気温に設定されたハウスで育てられた鉢植えが、この時期に出回ることになるのだ。あぁ花屋(花関連の業者)さんも大変だ。
しかもこのポインセチア、実はなかなかのくせもの。
以前友人があまり日の当らない部屋で育てていたのだが、日光を好む植物であるために日照時間が足らず、買った時についていた赤い花が落ちた後は、緑の葉しか出てこなかったそうだ。
しかも亜熱帯植物でありながら、夜の長さ(暗黒になる時間)もある程度ないと、キレイに赤く色づかないらしい。「シンガポール熱帯植物だより」さんによれば、『1日に12時間以上暗黒になる時間がある日』がつくれないとダメらしいという。
このことを裏付ける話は、花苗業者である(株)東商さんのサイトに、以下のように書かれている。
 ポインセチアは、短日性の(昼間の明るい時間より夜の長さが長くなると花芽を付ける)植物
なんて面倒な植物なんだ!ポインセチア!!
こうしてみると、赤と緑がクリスマスっぽい♪ 
なんて、軽~い気持ちで見ていたポインセチアだが、鉢植えを育てる苦労を考えると、すごーくありがたい気持ちになってくる。業者の皆様、お疲れ様です!

pca
シドニーでもこの時期、鉢植えのポインセチアが並ぶ!

※ちなみに私の中で一番のポインセチアの思い出といえば、新宿ミロードの階段に並べられていたクリスマス・ディスプレイ用の鉢植え。きれいだなぁと思ってみていたら、トレンチコートを着たOL風の若い女性が、ひとつの鉢植えの横ですとんと腰を降ろすような格好をしたと思ったら、さっとコートの内側に隠してかっさらってしまったのでした…。
あの時のあなた!これ読んでたら反省してください!!

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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