セミの大群と戦う!

大量のセミ。見えてないけど、壁面や網戸にもびっしりセミがとまっているのです…
標準

オールアバウトのメルマガにも書いたので、ご存知の方もいるかと思いますが、現在我が家はセミの大群に襲われております…(笑)。

こちらのセミは(なぜか?)光に集まる習性らしく、夜電気を点けている部屋の窓に寄ってくるのです。が、その数がハンパじゃない!

あっと言う間に 百匹 くらいは集まり、ジージージーとけたたましく鳴くのです。(普通、セミって夜はおとなしくなりませんでしたっけ?)

窓が真っ黒になるほど大群のセミ、セミ、セミ、セミ。“セミの佃煮”ができそうなほど。

しかもセミって、目が赤いんですよね。なんだかバルタン星人を思い出してしまいましたよ。
ホント、気持ち悪い…ってか、よく見るとかなり怖いです。

そんなセミの大群に悩まされている日々。

ついに対決することにしました!

光に寄ってくるのなら、強力な光でわざと一ヶ所に集め、そこで退治する。

まずは、現在使っていない(改装中)の部屋の窓からまだ完成していないデッキ方面へ、フロアライトの光を外に向かって照らして、セミをおびき寄せる。

このデッキは夜になるとポッサム(=夜行性有袋類)の運動場と化すため、集まってきたセミはおのずとポッサムの餌食となる。
という作戦です。自然のことは自然界で処理してもらうのが一番ですから。

ポッサムにとってセミは貴重な食物。身を潜めてじーっと構え、寄ってきたセミを手で上手に捕まえて食べるのですよ。

この作戦、第一日目は大成功!

夜、こっそり見に行ったところ、
ジージージー、ジージージー……
-(鳴き声がピタっと止む)-

ショリショリショリ……
-(セミをポッサムが食べる音)-

セミはまんまとポッサムの餌食となっていたのでした。

朝、窓を開けると、散乱する無数のセミの羽。胴体のみ食べられてしまったセミの無残な姿がありましたとさ。

大量のセミ。見えてないけど、壁面や網戸にもびっしりセミがとまっているのです…

大量のセミ。見えてないけど、壁面や網戸にもびっしりセミがとまっているのです…

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。
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セミの大群と戦う!」への10件のフィードバック

  1. ZUZU

    子どもの頃、よくセミ採りしましたけど
    こんなに入ると、捕まえるのもカンタンすぎて
    つまらなさそうですね。

  2. Igarashi

    小学生の頃、昆虫採集が趣味だったのですが、セミを掴んだ時にジジジッとする振動が不気味で苦手でした。
    オジさんになった今は、全ての虫が苦手ですが。
    沖縄で大きめのセミが隙間無くビッシリと、木にへばり付いているのを見た時も背筋がコソバユクなりました。
    とりあえず、ゴキブリではなく良かったですね。

  3. Miki

    > 捕まえるのもカンタンすぎて
    > つまらなさそうですね。
    そうですよねー。
    バッカバッカとれますから(笑)
    子供が網持って追いかける姿が懐かしいです。
    > オジさんになった今は、全ての虫が苦手
    私もです!
    子供のときはぜんぜん平気だったのに、
    なぜ歳をとるとダメになるんでしょうね??
    そういう人、多いのかな?

  4. さくらきのり

    タイのカンチャブリの国境に近い村で、呑んでてつまみが無くなったので、冷凍のセミをそこのオヤジが揚げた。
    結構美味かったです。
    それにしても平野家のポッサム君、セミを頭から全て食べて欲しいですネ。
    沢山居過ぎるってのも気持ちもよくないです。(笑)

  5. Miki

    カンチャブリの国境に近い村、私もいきました!(て、いくつもあるだろうけど…(^^;)
    で本題、セミは「結構美味い」と。
    うーん、たしかに昆虫は栄養価の高い食料なんだそうですよね。
    日本人も昔はイナゴとか食べてたし。
    しかし、、今それを食え!って言われても、姿でダメですが…。
    ホント「セミを頭から全て食べて欲しい」です。
    残されると余計気持ち悪いですから(苦笑)

  6. Igarashi

    イナゴや蜂、蜂の子は現在でも結構食べられているみたいですよ。
    「さくらきのり」さんとポッサムの好物が同じだったとは、、

  7. さくらきのり

    ポッサムキムチは好きですが、セミは好物というほどでは有りません。
    子供の頃、梨畑に行けば 沢山のアブラゼミが一斉に飛び立ちぶつかってきました。
    沢山のセミは良いものではありません。
    しかし、殻を脱ぐ瞬間のセミを見ることがあります。
    これが本当の『セミヌード』
    カンチャブリ⇒カンチャナブリでした失礼。
    国境まで行く主要な道は2本です。
    一方はサンクラブリのスリーパゴダパスでちょこっと入国できます。
    セミを食ったのはもう一方。入国不可、越境のみ。

  8. Miki

    そうそう、蜂の子も食べますよね!
    長野へ行った時、八百屋の店先で売ってました。
    > 殻を脱ぐ瞬間のセミを見ることがあります。
    > これが本当の『セミヌード』
    上手い!座布団一枚!!(笑)
    ※「カンチャナブリ」でしたね、私も気づきませんでした…(^^;

  9. Tiko

    >カンチャナブリ
     で、振って頂いたのに(べつに?)
     出遅れて申し訳ありません。
    さくらきのりさん、Igarashiさんと3○○の一角を成すモノとしてまことに・・・
    ・・・いいからはやく、紙面の都合もあるし。はいはい。
     出ましたね『17年ゼミ』ネタ。
    あれはアメリカ中部の州の話と思っていたのですが、そうですか、
    シドニー、それもMikiさんのご近所でも。
     『セミ』と言うと、『メダカ』『トンボ』と並ぶ故郷の野山で遊んだ
    子供の頃の思い出の3大アイテムで、この中でセミは唯一
    オシッコをかけられるので要マーク人物、と子供ごころに思って
    いたものですが、ともあれ、親しみのある昆虫ですね。
     話題の『17年ゼミ』は見たことはないのですが、
    なんでもネットの情報によると眼が赤く、Mikiさんのご紹介の通りの
    バルタン星人で、体長は3cmほど、とか。
     上述の私の子供のセミはたしか5cmほどだった?
    それに比べるとちょっと小ぶり?体長ちょっと短め?
    さくらきのりさんが『セミヌード』できれいにまとめて頂いたので
    こちらは『セミロング』というところかな?

  10. Miki

    アノすごいセミの大群は17年ゼミだったのかー?!
    17年ゼミ、(北半球の)今年の夏アメリカで騒ぎになったんでしたっけ。
    こっちのもそうなのかも知れませんねー。
    勉強になりました!

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