赤い砂嵐が去った後…

標準

ずいぶんと間が空いてしまいました!(^^;
日本へ一時帰国し、そこから台湾やらへ出掛けたりとバタバタ過ごしているうちに、あっという間に10月も末。

日本でもブログの更新を、と思っていたのですが、パスワードを忘れてしまってログインできず(秘密の答えを設定していなかったため、時間がかかる…)で、結局そのままになってしまいました…。

で、今月中旬にはシドニーに戻ったのですが、家に帰ってみたら、ガビーン!な出来事がっ。

9月(ちょうど日本に戻っていた頃)にシドニーを襲った『 赤い砂嵐 』の後、(隣のおばあちゃんの話によれば)今度は台風以上を思わせる暴風が吹き荒れたらしく、家の外壁に取り付けられたケーブルが引っ張られて外れてしまい、壁には大穴がポッカリ (゚0゚)。

しかも、私達がシドニーに戻った日の明け方に大雨が降ったそうで、その穴から雨が侵入し、家の中はびしょぬれ……(泣)。ケーブルが外れてしまっているので、TVは見られないはネットにも繋げないわ、で大変でした。

さらに家中の窓は、赤い砂焦げた曇りガラスのようになっているじゃありませんか! それからというもの、壁とケーブルの修理、窓拭きに砂掃きの掃除と、シドニーに戻ってから2週間ほどがどんどん過ぎていってしまいました。

しかし、『 赤い砂嵐 』すごかったらしいです。
朝起きたら、外が火事のように真っ赤で、しまいには夜のように真っ暗にもなったとか。隣のおばあちゃんはオーストラリアで生まれ育って八十数年ですが、こんなことは初めてだったと、しかもその後の暴風も猛烈だったと、目を丸くして興奮気味に語ってくれました。

そういえば近年、こうした暴風のせいで海でも高波が多くなり、砂浜がどんどん削られています。このままだとあと十年以内には、ビーチフロントの家が波にさらわれる危険もあると懸念されている地域もあるほど。

世界的に異常気象なのですかねぇ。。

Beach

近所のビーチも波でこんなに削られてしまっていました…

About Me
Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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