台湾に行ってきた!と、前回のエントリで書いたのだけれど、実を言うと「台湾」は初上陸だったのでした。
これまで50ヶ国以上へ行っていますが、日本人がよく行く海外の人気旅行先のひとつである「台湾」と「韓国」は、どちらも訪れるチャンスに恵まれてこなかったのです…。というか、個人的にも「行きたい!」と思ったことがなかった、と言うのが正しいのかも?
で、今回が初台湾。台湾の温泉を取材する、という使命をも携えて上陸したわけです。仕事も兼ねていたので、思う存分満喫した~♪とは言いがたいですが、まあそれなりに(思っていたよりは)楽しめたかもしれません。
一番楽しかったのがコレ→
その名も ドクターフィッシュ です!
金魚のようにも見えますが、普通の魚じゃあありません!
なんと、人間の病(といっても皮膚病だけだろうけど…)を治してくれるという、ありがたいお魚さん達なのです。
魚ですが、冷たい水ではなく温泉に棲んでいます。温かい水の中が好みのようですな。なので、台湾では漢字で「温泉魚」と書かれていたりします。
その温泉魚こと、ドクターフィッシュが台湾で密かな(?)ブームのよう。
台湾北部の温泉リゾートでは、小さなプールをひとつ温泉魚用にしていたり、台北市内のビジネスホテルでも、わざわざ屋内に小さな池を作って温泉魚を飼い、宿泊者がドクターフィッシュを楽しめる、なんてところもありました。
そんなブーム爆発間近(?)の、ドクターフィッシュ。いくら体に病気があっても全身をプールにつけてはいけません。浸けていいのは一応、足のみ。そう、ちょうど足湯のような感じですね。
ドクターフィッシュのいる温泉に足をつけて、しばらくじっと動かないでいると魚のほうから勝手にやってきます。しばらくすると、魚達が足に食らい付いてきて、チクチクと痛いような痒いような、不思議な感覚が!
食らい付くといっても思いっきり咬むわけではなく、足の表面の皮膚を食べているのだそうで、古い角質等を取り除いてくれるのだとか。なので、ドクターフィッシュによってお肌ツルツル、水虫等の皮膚病も治癒するということなのです。
しかし、普通は足を入れても片足に10数匹寄ってくる程度なのですが、同行した我オットの足には、目をみはるほど魚が寄ってくる、寄ってくる!
あっという間に、20~30匹くらいは群れてしまいます。こんな感じ↓
周囲を見回しても、誰もこれほど集まってきている人はいません。これには、現地の台湾人家族も大笑い。この足が相当おいしかったのか?それとも珍しい日本人の足が気に入ったのか??理由は魚に聞いてみねばわかりませんが。
しかし、これほどドクターフィッシュに好かれる人は、そうそういないのではないでしょうかね? 自らも相当気に入ったオットは、時間ができるたびにこのプールに直行していました(笑)。
このドクターフィッシュ=温泉魚、実はオーストラリアにも棲息しています。それは、ノーザンテリトリーのマタランカ。オーストラリアでは数少ない温泉が湧いているところです。温泉といっても川の中に沸いているため、ぬるいのですが、そのぬるま湯程度の温水がドクターフィッシュの好みなのでしょう。
マタランカの温泉魚は、台湾のように赤い金魚のような感じではなく、黒っぽい小魚。ここでは泳ぐ人が多いので(というか、アウトバックに位置するこのあたりでは格好の遊泳場となっている)それほど食い付いてくることはないですが、静かにじっとしていると体にチクチクと食い付いてくることがあります。
ここでしばらくじっとしていれば、全身ツルツルに?…な~んてイイ話は聞いたことがありませんけどね (^-^;
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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ドクターフィッシュ、
うちの近所のスーパー銭湯ができたとき、
鳴り物入りで登場していました。
最初はものめずらしさもあってか、
そこそこやる人もいたみたいですけど、
あまりにバカ高かったせいか、
今はもう無くなったみたいです。
台湾、私も同じく一度しか行った事ないです。
でも南の方は良さそうですね。
私は香港や澳門よりは良いと思いましたよ。
食べ物もその中では
まだ一番マシ(笑)な気がします。
日本でも流行った(?)ことがあったのですね!?
でも高かったらダメでしょう…と思いますけど(^^;
たしかに台北等の北部じゃないところは、
よさそうではありますが、コレといって
特徴がないというか……。
食べ物も悪くはない(おいしいとは思う)
んですが、やっぱりコレといって特徴や
珍しさが感じられず。。
自分でお金を払ってもう一度行きたいか?
と聞かれると、うーーーーーん、、、
という感じかもしれません…(^-^;