丸っこいフォルム。笑っているようにも見えるフロント・デザイン。排気量わずか360ccの小さな体に日本中の夢を詰めて走ったスバル360――
昭和33年に国産初の4人乗り乗用車として華々しくデビューしたスバル360は、『てんとう虫』の愛称で親しまれた名車。コロンとした形で笑顔を振りまきながら(…笑ってるように見えてたもんで…(^^;)、街を颯爽と走り去っていく姿は今でもはっきりと覚えている。
子供の頃、街中を走るかわいらしい姿に一目ぼれし、大人になったらあの車を運転したいと本気で思っていたほど。あの頃の気持ちは今でも持ち続けているし、もしチャンスがあるなら一度でいいから運転してみたい車のひとつに変わりはない。
その懐かしの名車に、シドニーで出会ってしまったのです!
もう、マジで感動!!かなり興奮しております(笑)
まさか、こんな地球の底で出遭えるなんて、思ってもいなかったので。
ここのところ2台続けてスバリスト(スバル愛好家)と化している我が家。先日、乗り換えの手続きにシドニー北部にあるスバルのショールームにいったところ、あの懐かしのコロンとした姿が目に飛び込んでくるじゃありませんか!
ショールームの中心に、ちょこんと飾られたスバル360。
マイア/MAIA号と名づけられ、ピカピカに磨きあげてもらっていました。
丸っこいフォルムが、さらにかわいく見えるペール・ブルー色の車体に、アイボリーのトップ。中を覗くと、ベージュの皮が張られたシートと白いハンドル、簡素なメーター類がはめ込まれたダッシュボード、そして思いっきり力を込めたら折れちゃいそうなほど細くてチャチなギア(苦笑)。そのインテリアを現在の乗用車と比べると、寂しくなるほどキッチュでシンプル。でも、それがレトロですごくいい感じ♪
この型のスバル360は、オーストラリアにはもう数台しか残っていないらしく、このペール・ブルー色のマイア号もほんの数年前までビクトリア州の片隅で眠っていたのだとか。
―― 車好きだったオーナーが1960年代に輸入し、オーストラリアの田舎道をひた走っていたマイア号。
ところがオーナーの死後、ガレージの中に入れられたまま、すっかり忘れられた存在に。長い年月が経ち、ようやく家族が重い腰を上げてガレージの整理をした際、このスバル360が再び太陽の下に姿を現した。しかし、その時既にエンジンはかからず、車体はボロボロに傷み、変わり果てた姿になっていた…。
何年も開けられることなかったガレージの片隅で、再び走る日をひたすらに待ち続けたスバル360。元オーナーの志を継ぎ、スバルのディラーへ引き取られたこのスバル360は、日本のスバル本社からのヘルプの下、こうして完全にリストアされた――
そんな感動の物語が掲げられていました。
再びオーストラリアのアウトバックをひた走るその姿を想像するだけで、なんだかワクワクしてしまいます(笑)。
物づくりに賭ける日本人の心がぎっしりと詰まったスバル360。
熱心に覗き込んで、感心しているオージー達の姿を見ていると、なんだか誇らしく思ってしまうのであります。
…私が作ったわけじゃないんですけどね(笑)一応、お膝元なので…(^^)/
●夢を満載した国民車 スバル360 by スバル公式サイト
ピカピカに磨かれて誇らしげな表情の(?)マイア号
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
★執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。
昔は16歳で軽免許が取れた事もあり、軽自動車は大流行でしたね。
人気No.1はHONDA N360でしたが、SUBARU 360は女性受けが良かったらしいです。
でも、これって美紀さんの年齢暴露話ですか?
私の軽自動車の想い出は
マツダ・クーペ
カッコよかったよ、ちょっとカエルっぽいシルエット。
ホンダZのリアは水中眼鏡でしたね。
マツダR360クーペの2年後の1962年に発売された
「キャロル」は、当時流行っていた二ール・セダカ
の「Oh Carol!」の語呂合わせ的で、耳ざわりの
良さというか、訴求効果があったものですが
この車のリアウインドーは直角絶壁の平板ガラス。
このスタイリングも斬新で面白かった。
以上「クーペ」「キャロル」・・・年齢暴露話
でした。
やっぱ、年齢バレますよねー(苦笑)
あ、でも言っときますが、初代スバル360と同世代ではありませんよ!
何代目か後のヤツです。
とはいえ、私2才の頃の記憶がいまだに残ってるんですよね。
だからすごい古い人間だと思われる時が…(^^;
マツダのキャロルはなんとなく覚えているような気もしますが、これも発売後、何代目かのヤツ(?)のよう。
二ール・セダカって母から聞いたのを覚えてるだけです(笑)
>二ール・セダカって母から聞いたのを・・・
どき (゜.゜) 私はMIkiさんの母上と同世代なんだー・・・つまりお父さんのようなもの。←にしては思考回路稚拙、人格欠如で失礼しておりますm(–)m
>私2才の頃の記憶がいまだに残ってるんですよね・・・
これも才能素質のひとつ! 現在の
Mikiさんのご活躍のベーシックですね。
Tikoさん、
> どき (゜.゜) 私はMIkiさんの母上と同世代なんだー
そんなことはないと思いますけどね(笑)
母親がそういう歌手(二ール・セダカとか)を好きだったということで。
子供の頃はよくそういう歌を(子守唄がわりに?)聞かされてました(^^)
>よくそういう歌を子守唄がわりに・・・
やっぱりー! 私も自分の子供に
よく子守唄がわりに唄っていました。
子供は親の背を見て育つもの、
つまり、『似る、背中。。。』
PS:すみません、オチ、駄洒落がないと
Igarashiさんに叱られるため、苦肉です(^^;
>『似る、背中。。。』
親子の話につい真剣に読んでいたので、久し振りに笑ってしまいました。
何と言っても、ここ(シドニーBlog)は
Igarashiさんの倫理監視(オチ、駄洒落の必定、
更にはその質の審査)が厳格適切に行われ、
他所を凌ぐ品位品格の高さをKeepしておりまして。。。
我々投稿者は戦々恐々の思いで日々、ネタを捻出して
おります。ねえ、さくらきのりさん。。。
そう言われましても、ホンダZには誰も無反応だし・・・・
>誰も無反応だし・・・
何をおっしゃいますやら、さくらきのりさん、
>ホンダZのリア・・・
という『リア』の振りから『直角絶壁リアウインドーのキャロル』
と引継がれ、キャロル→二-ル・セダカ→似る、背中→Igarashiさんカキコ
へと進化、いや退化(^^; して行った、『リア』こそが
全ての物語の始まりです。
かの文豪シェークスピアの暴君『リア王』の物語も自分の
3人の娘たちの真意を見抜けず、やさしい末娘を
追放し、表面的に自分に追随を見せる姉2人に結局は
迫害を受けるハメに・・・
一見の印象とその後の展開は意を同じくせず、図らぬ展開
を見せるのが世の常。
>誰も無反応。。。なーんてこと、ないですよん。
『天知る地知る神ぞ知る・・・』。。。こりゃまた別の意味か(゚m゚*)
どうして軽自動車の排気量が当時360ccだったかわかるかな?
屋台で熱燗を平均すると2合呑んでいた。
それで180cc×2、ちなみに大きな車は1升(1800cc)となったの。
2合程度の少量飲む人なら小型の軽自動車(でもいいが)、
1升大酒を飲む人は大型の1800cc車にしなさい、と、
そういう暗示の韻を踏んだ運○省のイキな駄洒落だったのか(゚m゚*)
最近、さくらきのりさん、コメントにキレとオチが無いのがファンクラブ会員として気にしています。
ホラ来たっ↑ 倫理審査辛口コメント(゚゚)
さくらきのりさん
軽い冗談コメントの積もりなので、反応してください!
軽自動車といえば・・・
私の町に『○ライン』という美容院があり、その隣に別人経営の駐車場がある。 ☆○はアルファベット一文字
スペースの関係もあり普通車と軽に分けられている。
ところが軽のスペースが今の660cc用でなく昔の360ccの時の大きさのまま。
私はこれを『ビキニライン駐車場』と名付けました。
だって「軽が少し、はみ出るのが心配」
4年ほどまえに名付けたのですが、言うと必ず喜んでもらえます。
あっ、、、
やはりスランプみたい。
皆さん、すみませんねー。
勝手に盛り上がってもらっちゃって…(^^;
さっき新エントリにも書いたんですが、体調不良で寝込んでおりました。
はじめまして。実は私、スバル360のオーナーです。メンテナンスが大変ですが、今でも現役で頑張って走ってます。
日本に帰国の際はご連絡ください。お迎えにあがりますので
(笑)では。
太田市はスバル発祥の地さん、スバル360のオーナーだなんてすごいっ!!
たしかにメンテナンス大変でしょうね~。
> 日本に帰国の際はご連絡ください。お迎えにあがりますので
マジですか!?ホントに行っちゃいますよぉー。
同郷ですから(笑)
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
スバル360の昔の広告もとりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
kemukemuさん、ご紹介ありがとうございます。
早速見てきました!