災害時にも役立つ!エコレポ「オーストラリアの僻地・アウトバックの暮らし方」

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 エコナビで連載中のコラム『自然と共存するオーストラリアの住まい』、Vol.4 「オーストラリアの僻地・アウトバックの暮らし方」がアップされました!

 オーストラリアのアウトバックは、電気や水道はもちろん、現在都会における暮らしでは当たり前になっている生活インフラのほとんどが通っていません。それでも、様々工夫と知恵で生活しています。まさしく、究極の自給自足! こうした暮らしぶりは、当然エコにも繋がります。

 去る3/11に発生した東北地方太平洋沖大地震では、被災地はもとより、都市部でも計画停電などで、不便な暮らしを余儀なくされている方々も多いかと思い ます。近代的なインフラ設備が整っていないアウトバックでの暮らしぶりは、こうした事態においても、また、今後の災害に備えても、役立つことも多いのでは ないかと思いますので、参考になると幸いです。

★エコレポ Vol.4「オーストラリアの僻地・アウトバックの暮らし方

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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

地球温暖化で鳥が小さくなっている!?

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 地球温暖化が叫ばれる昨今、実際に温暖化しているのか否か、定かではありませんが、気候は確実に変化していると実感します。

 昨年から今年にかけて、オーストラリアでは各地で大洪水に見舞われ、2月には超巨大化したモンスター・サイクロンが襲来。日本をはじめ、アメリカやヨーロッパなどの北半球でも豪雪に見舞われるなど、異常気象ともいうべき気候変動は地球規模で起こっているといえそうです。

 こうした気候の変化が、実際に地球上生物に与える影響はあるのでしょうか?

 2009年に発表された「気候変動で鳥が小さくなっている」という、ひとつの衝撃なレポートがあります。

 それは、オーストラリア国立大学のガードナー博士らの研究グループが、オーストラリアにおける鳥の生態を調べていたところ、同種の鳥のサイズを約1世紀前と比較すると、大きさ・羽の長さが約2%~4%近くも小さくなっていたことがわかった、というもの。鳥たちの中で最も縮小が顕著だったのは、オーストラリア東海岸に生息する「バリゲイティッド・フェアリーレン / Variegated Fairy-wren」という鳥(上写真)で、現在シドニー近郊で見られるサイズは、ちょうど1世紀くらい前にブリスベン近郊で見られたものと同サイズになっているとか。

 緯度にして、シドニーより7度ほど赤道に近いブリスベン。鳥類は、赤道に近いほど小さくなる傾向があるそうです。これは、ベルクマンの法則と言い、赤道近くに生息する鳥ほど小型で、高緯度になるほど大型化する傾向があると言われています。つまり、現在のシドニーは、昔ならブリスベンくらいの緯度と同程度の気候になってきているということに―。

 気候区分によると、シドニーは完全な温帯であるのに対し、ブリスベン・ゴールドコーストあたりは亜熱帯に属します。冬は氷が張るほどではないけれど、そこそこ寒くなるシドニーに比べ、ブリスベンおよびゴールドコーストあたりは冬でも日中は半袖でも過ごせるほど暖か。その違いは距離的にも、また気温差からみても、東京と高知くらいの差があります。(下の図はピンの位置がゴールドコーストになっていますが、距離感の参考に)

オーストラリアの上に日本を重ねた図注意)南半球では上が赤道に近くなります。

 たしかにシドニーでは近年、スコールのような通り雨が増えたり、どこか熱帯を思わせる鳥の鳴き声が聞こえたりするようになった気がします。これらを温暖化と呼べるのかどうかはわかりませんが、気候が亜熱帯化しているのではないか?と思うことは、他にも多々あり、間違いなく気候が変わってきているのだろうと実感せざるを得ません……。

【ANU Climate Change Instituteによるレポート】Australian Birds Shrinking, Climate Cause
【オーストラリアの気候と特徴】4つの気候帯 by オーストラリア政府観光局 – 教育旅行サイト(公式)

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ニュージーランド巨大地震、その予兆は数日前に…

クライストチャーチ地震の2日前にシドニーで見られた帯状の雲
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 本日、現地時間12時51分(日本時間9時51分)頃、ニュージーランド南島クライストチャーチでM6.3の巨大地震が発生! 市内中心部のビルや建物が崩壊、多くの怪我人のほか、現在(現地時間18:40)、65名の死亡が確認され、いまだ崩壊した建物のがれきの下敷きになっている人々らの救出作業が続いています。

 今回の地震で、昨年9月に同地を襲ったM7.0の地震にも耐えていた、街のシンボルでもある大聖堂の塔=ベルタワーも崩壊。地震発生時に、この塔の展望台に観光客がいるのが目撃されており、安否が気遣われています。震源地が中心地から約5km、深さ5km弱程度と浅く、また、前回の地震で既にダメージを受けていたと思われるビルが予想よりも多かったことから、被害が大きくなってしまったのではとも言われていますが、とにかく犠牲者がこれ以上増えないことを祈るばかり…。

 短期間のうちに巨大地震が相次ぐニュージーランド南島ですが、現場に居合わせた地元の人の話では、昨年9月の地震の時は、先にゴゴゴーっという地鳴りのような音がしてグラグラっと来たらしいのですが、今回はいきなりドカーンと来たとのこと。一瞬にして巨大な地震が街を襲ったことがうかがえます。

 しかし、この地震には、2~3日前から“予兆/前兆”とも思えるいくつかの事象がありました。

 19日の夕方、シドニーでも南東の方角から長く延びる雲が確認でき、いつもより夕焼けが赤く見えました。そして20日には、さらにはっきりと南東の方角から西へ長く延びる雲と驚異的なまでに真っ赤に染まった夕焼けを確認。20日の夕焼けは、この地に50年以上暮らしている隣のおばあちゃんでも「いままで見たことない!」と絶賛したほど、空全体が美しく焼けていました。

クライストチャーチ地震の2日前にシドニーで見られた帯状の雲クライストチャーチ地震の2日前(2011年2月20日)にシドニーで見られた帯状の雲
(写真左側が南東=クライストチャーチ方面)

 そんな風にシドニーで美しい夕焼けが見られた20日、実はニュージーランド南島の南にぽっかりと浮かぶ小さな島にも異変が起こっていたようです……。

 ニュージランドの南にちょこんと浮かぶ小さなスチュワート島。島のほとんどが国立公園に指定されている自然豊かな島ですが、20日、この島の砂浜に107頭ものクジラが座礁していたのです!

※ちなみに、このクジラたちは、発見時すでに半数以上が息絶えており、48頭がかろうじて生きていたそうですが、海へ戻す術がなく、すべて射殺されたとのこと。。(涙) [21日付けの現地新聞記事:’No alternative’ to putting down whales]

 クジラやイルカなど、超低周波交信で方角などを認識している海洋性ほ乳類は、ちょっとした磁気や音波の異常によって方向感覚が狂ってしまうため、座礁してしまうと言われています。大きな地震が起きる前には、海底や大気中の磁気や音波、イオンやラドンの濃度などに乱れが生じるとも言われていますので、彼らはこの僅かな変化を敏感に感じ取っているということに。たとえ人間には何も感じなくても……。

 今になってみれば、3日前及び2日前にはハッキリと確認できたシドニーでの驚異的な夕焼けも、地震に関連する大気の変化によるものだったのではないか?と思えてきます。改めてもう一度、当日の写真を見てみると、何やら地震雲とも思えるような帯状の雲とウロコ雲が写っているのがわかります。

2011年2月19日のシドニー郊外の夕焼け
2011年2月20日のシドニー郊外の夕焼け ※左側が南東の方角(3枚目では海に突き出た半島の先)=ちょうどクライストチャーチ方面に当る

 こうした動物たちの奇妙な(?)行動や異常な自然現象などは、地震の前触れの宏観異常現象例として昔から言われていることばかり。日本でも、阪神淡路大震災の前日に、水族館のイルカショーのイルカたちが普段と違って係の言うこと全く聞かず、暴れまわって子供が泣き出してしまった…ということがあったり、また、やはり地震の数日前から、日本各地で異常な夕焼けや変わった形状の雲が発生していたという報告が何件もあったそうです。

 しかし、その科学的なメカニズムや根拠は、まだよくわかっていないとか。地震予知研究は進んでいるようで、実はそうでもない、、というか、そもそも人間が自然のことを完全に理解するのは難しい……というのが現状なのかもしれません。。

★クライストチャーチ地震への寄付(募金)は以下で行っています。
Salvation Army New Zealand -Earthquake Appeal (ニュージーランド救世軍 -地震募金)

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グレートオーシャンロードのB&B ~エコレポ「エコロッジに学ぶ住まいのあり方」

エコレポ、最新コラム「エコロッジに学ぶ住まいのあり方 」
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 エコナビで連載中のコラム『自然と共存するオーストラリアの住まい』、Vol.3 「エコロッジに学ぶ住まいのあり方」がアップされました!

 オーストラリアの観光地には環境に配慮した “エコロッジ”と呼ばれる宿泊施設がたくさんあります。

 その地域の自然を身近に感じ、体験できるエコロッジは、無駄を排除し、必要最低限の快適性を確保した究極の環境保全及び体験型宿泊施設。自宅で簡単に取り入れられる住まいのヒントもいっぱい詰まっています!

 そんな、数あるエコロッジの中から、メルボルンからの人気観光地グレートオーシャンロードのB&Bをご紹介しています。

 エコに対する取り組みはもちろん、降ってきそうなほどの満天の星空やコアラなどの野生動物など、素敵な体験ができることウケアイですよ!

★エコレポ Vol.3「エコロッジに学ぶ住まいのあり方

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鳥たちは知っていた !? 殺人サイクロンの脅威

増水するケアンズ郊外のバロン滝
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 2月3日午前0時頃、世界最大級の超大型サイクロン(南半球における台風)が、クイーンズランド北部に上陸し、大きな爪跡を残しました。現在でもまだ13万世帯以上が停電、様々なインフラも復旧していない状況です。

 今回のサイクロンの名称は、Yasi。聞きなれない感じですが、フィジー近海で発生したため、フィジー人の名前だそうです。(発音は、ヤシーor ヤッシー or ヤジーと人によって微妙に異なる)

 上陸地点は、ミッチョンビーチ付近。人口の集中するケアンズやタウンズビルをはじめ、グレートバリアリーフ観光のゲートウェイとしても人気の高いエリア。それだけに、発生当初より甚大な被害が懸念されていました。

 サイクロンYasiは、勢力をどんどん強めながらオーストラリア大陸に接近。サイクロンやハリケーンの強さを示すレベルで最高のカテゴリー5へと発達。 上陸寸前には、中心気圧922ヘクトパスカル、サイクロンの目(台風の目)は直径50kmにも及び、風速は最大290km/h(83メートルくらい?)、サイクロン全体の大きさは、なんとアメリカ大陸をも丸呑みしてしまいそうなほど巨大!!

世界最大級の超大型サイクロンYasiをアメリカの地図上に重ねた図

世界最大級の超大型サイクロンYasiをアメリカの地図上に重ねた図News.com.au

 これはもう、かつて誰も見たことのないほど超巨大な熱帯低気圧であり、国内メディアも「モンスター」と呼ぶほどに。その破壊力は、2006年に同地を襲ったサイクロン・ラリーや2005年にアメリカ南部で甚大な被害をもたらしたハリケーン・カトリーナをも上回るのではないかと推測されていたため、クイーンズランド州政府も速くから緊急事態宣言を発令し、対策本部を立ち上げるなど、早い段階で対応を始めていました。

 推測された最悪の事態は………サイクロンが上陸する時間が満潮時と重なるため、最大で潮位が6~7mも上がるのではないかということ。数メートルの高波の発生。そして、最大290km/hもの猛烈な風の破壊力。これは、巨大なトルネード(竜巻)並みです。もし、予測通り海面が上昇し、高波が押し寄せたとすれば、ケアンズの街は水没してしまうことに…。

 そんな最悪のシナリオをもとに、2月1日の午後までには一部の地域で強制避難勧告が出され、ケアンズでも数千人が避難所へ。それでも勧告を無視して居続けた人もいたようですが、幸運なことに人的被害は、自宅の締め切った室内で発電機を使っていてガス中毒で死亡した1名と、行方不明の夫婦2名のみ(2月5日現在)。これは、奇跡といっても過言ではありません!

 しかし、政府による勧告がなければ、一体どれだけの人々が避難、備えをしていたでしょうか?

 でも、、、

 鳥たちは、誰からも情報を得ることなく、自らのセンサーで自然の脅威をキャッチし、とっくに避難していたようです────

 サイクロン上陸地点に最も近いミッションビーチの裏手には、深い森が続いています。それは世界最古級の森であり、世界遺産としても登録されている太古からの熱帯雨林。

熱帯雨林は鳥たちの楽園

熱帯雨林は鳥たちの楽園

 そんな森に住んでいた住民から、貴重な証言が上がっていました。熱帯雨林に棲むたくさんの鳥たちのさえずりを毎日楽しんでいたというこの男性は、1月31日の朝、突然異変に気づきます。

 それまで毎日、驚くほど多くの鳥たちが、まるでコーラスを楽しむように鳴いていた森が、シーンと死んだように静まり返っていたのだそうです。何の音もしない、静寂の森……ただただ、数千年もの昔からこの地で生き続けてきた木々たちが、威圧的に鬱蒼と生い茂っているだけ。。。

 その何ともいえない不気味さに、「これは、尋常じゃない…」と感じたとか。

 この話は、鳥たちが殺人的パワーを持ったサイクロンがこのエリアを襲う異常事態に気づき、人間たちが行動を起こす1日前には別の場所へ移動していた・・・・・・と解釈できます。

 しかし、我々人間は、今、自分たちのほうへ向かっているサイクロンの存在もちろん、その大きさや破壊力なぞ、衛星等を利用した近代的なシステムを駆使しなければ、わかるはずもありません。しかも、サイクロン上陸の数時間前まで、太陽が出ていていいお天気だったようですから、きっと多くの人がそのまま “のほほん” と過ごしていたことでしょう。

 ところが、野生動物たちは自ら悟り、対処できている。もちろん中には、このエリアに生息するカソワリーという飛べない鳥のように、もしかして物理的に不可能な種もいるかもしれません。でも、世界的大惨事となったプーケット島周辺での津波の時にも、被災地では野生動物の死体はほとんど見つかっていないなど、彼らは独自に異常事態をキャッチできる能力を持ち合わせているよう。

 おそらくこうした感覚は、本来、生物すべてが持っているものなのではないでしょうか?
 でも……便利な文明の利器に頼りすぎて、人間はそれをなくしてしまった。

 私たち人間が失ってしまったものは、途方もなく大きいような気がしてなりません。。。

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ケアンズ直撃か!? 猛烈パワーの破壊的サイクロンが接近中

猛烈なパワーを持つサイクロン・ヤッシーがケアンズに接近!
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 洪水で大きな被害が出たクイーンズランドに、今度は強大なサイクロン(台風)が接近中!

 現在の中心気圧960ヘクトパスカル、風速220km/h と猛烈…いや、破壊的パワーを保ったまま、さらに勢力を強め、オーストラリアに向かっています。しかも、観光地として人気のケアンズを直撃すると予測されており、観光や農産物への大きなダメージが懸念されています。

 クイーンズランド州は、洪水被害・復興の対策もままならぬうちに、サイクロン警戒対策本部を設置。昨日には、ハミルトン島をはじめとする周辺の島々へ、強制避難を呼びかけました。またケアンズ沖のグリーン島等も、本日正午までには避難するようにとの通達が出され、当然のことながら、グレートバリアリーフへのクルーズツアー等は催行中止となっています。

 今回のサイクロンの名称はYasi(ヤッシーor ヤジー)。現在はカテゴリー3ですが、オーストラリアに近づくにつれて勢力を強め、今夜にはカテゴリー4へ。現在の進路をそのままいくと、中心の上陸地点は(かなりピンポイントで)ケアンズ。上陸時間は明日の夜10:00頃から木曜日未明にかけて。2006年にイニスフェイルに上陸し、大きな被害をもたらしたサイクロン・ラリーと同等、もしくはそれ以上の被害が出ると予測されています。

 なんでも、ラリーよりもサイクロンの大きさがハンパじゃなく大きく、勢力をどんどん強めながら発達しており、地元メディアは『モンスター』と呼び始めたほど! そのため、被災エリアが広範囲に及ぶとの見方が強まっています。一昨夜、タウンズビル近くの町ボーウェンに上陸したサイクロン(カテゴリー2)の影響が残っていること、前回の洪水被災地への影響も懸念されています。

 オーストラリアのニュース総合サイトは、サイクロン・ヤッシーについて「Huge and Lethal: Get Out Now(巨大で致命的:今すぐ逃げろ)」との見出しで書きたて、また、ケアンズの情報サイトでは、「Monster Tropical Cyclone Yasi a very, very serious threat(怪物熱帯サイクロン・ヤッシー、非常に(veryを2回繰り返して強調)深刻な脅威」との見出しで、住民へ警戒を呼びかけています。

 こうした国内メディアの反応は、今回のサイクロンの凄まじさを物語っているといえそうです。大丈夫か、、、ケアンズ。。。

 国内線フライトを運行している航空会社では、対象エリアへのフライトに対し返金・再アレンジなどを無料で行っていますので、該当者はすぐに連絡を。対象フライトは、本日から日曜日までの以下の空港への到着便 5路線。詳細は各航空会社サイトでご確認ください。ちなみに現時点(2/1 ケアンズ時間11:20)では、ケアンズ空港は平常通りとのこと。

  • ケアンズ
  • ハミルトン島
  • マッカイ
  • タウンズビル
  • ウィットサンデーコースト

【情報収集に役立つリンク】
オーストラリア気象庁サイクロン情報
ケアンズ・カウンシル(ケアンズの自治体)
ケアンズのニュースサイトCairns.com.au(地元紙ケアンズポスト)
ケアンズ空港
カンタス航空(オーストラリア国内サイト)
ジェットスター航空(オーストラリア国内サイト)
ヴァージンブルー航空

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人間の仕業?野鳥を襲う悲劇…雛たちはどこへ?

無残にもぎとられてしまったヨコフリオウギビタキの巣
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 1月25日に、こちらで「ただいま、子育て中」と紹介したヨコフリオウギビタキ。その後も3羽の雛たちはすくすく育っていました。

 昨日、30日の日曜日に見に行った時には、もうずいぶんと羽も生え始め、あと2週間もしないくらいで飛べるのでは?というくらいまでに成長。羽をパタパタさせる子もいたほど。

 が、しかし! 本日、ショッキングなことが……。

昨日(1/30)のヨコフリオウギビタキの雛たち。大きな口を開けて餌をねだっています。昨日(1/30)のヨコフリオウギビタキの雛たち。大きな口を開けて餌をねだっています。

 巣が作られていた場所は、近くの枝が無残にも折られ、巣は枝から跡形もなく消えていました……。そして、近くをふらふらと飛びながら、弱々しく鳴く親鳥。

 雄と雌が力をあわせて、あんなにも一生懸命、交互に餌を取って来ては、雛たちに与え続け、あそこまで大きくしたのに。突然、巣ごと雛たちが消えてしまったのです。きっと、途方に暮れているのでしょう。

 近くの太い枝が折れ、巣ごとなくなっている というのは、猛禽類や蛇などの天敵の仕業とは到底思えません。彼らなら、雛だけをもっていくはず。どう考えても、その状況は人間がやったとしか思えない!許せんっ!!(怒)

巣があった場所と折れた枝の状況。巣があった場所と折れた枝の状況はこんな感じ。

巣があった真下には、雛のものと思われる羽毛が…巣があった真下には、雛のものと思われる羽毛が…

 実は、このヨコフリオウギビタキ(現地名:ウィリーワグテイル)の巣は、ドッグトレーニング可のオープンなスペースに作られていました。川に沿って開けた芝生エリアに並ぶ木立の、ちょっと手を伸ばせばすぐに届く場所。週末には家族連れがバーベキューに訪れ、犬を連れた人たちが大勢やってくるところです。

 そのため、毎日犬の散歩をさせている老婦人や川岸で涼をとるカップルなど、いつもその場所を訪れている人たちは、そこに巣があることを知っていました。

 昨日の夕方にオットが様子を見に行ったところ、肉食のワライカワセミ(現地名:クッカバラ)が近くに来たのを警戒し、親鳥が必死で巣を守っていたので、加勢してクッカバラを追い払っていたら、いつものカップルがやってきて、「あんたはいいヤツだ」と話かけてきたとか。あえて口には出さないけれど、実はみ~んな、ヨコフリオウギビタキの味方♪

 元々生まれた雛は4羽だったこと、ある日1羽だけがカラスにさらわれ、3羽になってしまったことなども、皆、毎日のようにこっそりヨコフリオウギビタキの子育ての様子を見に来ては、ずっと温かく見守っていたのです。

羽が生え始め、元気だった昨日(1/31)の雛たち。

羽が生え始め、元気だった昨日(1/31)の雛たち。

 昨日の夕方までは元気だった3羽の雛たち。なのに、巣ごとどこかへ……。

 雛たちを探すように、木立の中をさ迷うようにふらふらと飛びながら、鳴き続ける親鳥の声だけが、悲しいほど川面に響き渡っていました。。。(涙)

悲しそうに鳴き続けていた親鳥悲しそうにずっと鳴き続けていた親鳥

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