FM東京「エコ・アクション・ワールド」に出演、『オーストラリア野生動物との共生』のお話

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 先日、11月3日(土)、環境をテーマとするFMラジオ番組「Eco Action World」にて、オーストラリアにおける野生動物との共生、野生動物保護についてお話させていただきました。

 収録5分番組のため、私の部分は1分程度でしたが、収録前のインタビューで30分ほど、野生動物保護活動などについてお話させていただいたものを、公式サイトでご紹介いただきました!

 よかったら、ご覧ください♪

★Eco Action World 2012/11/03の放送内容 第117回 オーストラリア 野生動物との共生

※この番組は、毎週土曜日13:55~14:00、FM東京をはじめとする全国38のFM局で放送(全国同時)されています。⇒FMラジオ番組「日本興亜損保Eco Action World」のご紹介

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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
執筆依頼、取材代行、メディア・コーディネート等、承ります。お気軽にお問い合わせください。

オーストラリアの観光について考える -客が望むものと売りたいものの温度差

オーストラリア政府観光局新キャンペーンCM
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 オーストラリア政府観光局の新しい観光キャンペーンCMが、豪国内で話題になっている。観光キャンペーンに賭ける費用と(海外の人たちに対して)売りたい内容、そして海外の人たちがオーストラリアへの観光に期待することとの間に、温度差がありすぎるのではないか?というのだ。

 オーストラリア国内の主要紙を傘下にしているニューズ社が運営するニュースサイト「News.com.au」では、6月28日付けで以下のような記事をアップした。その問題視されているプロモーション・ビデオ(CM)を下に貼りつけてみる。

How much would the holiday in Tourism Australia’s new ad cost? A lot!
(オーストラリア政府観光局の新CM通りにホリデーを過ごすといくらになるのか?高すぎるだろ!)

 記事の内容を要約すれば、「ラグジュアリーで贅沢なところばかりを映し出し、海外からの観光客に魅力をアピールしたいのかもしれないが、観光客が本来望んでいるものとは違うのではないか?」ということ。

 ちなみに、この記事内では、このCM通りにオーストラリアを旅したら、合計で『 60,343.41豪ドル、今の為替レートだと約480万円 』になると試算。あまりにも高すぎるのではないか、としている。

 さらに、この新キャンペーンには250ミリオン豪ドルをかけていると引き合いに出し(参照)、「本来望まれているものではなく、単に自分たちが売りたいものばかりを先行させているだけなのに、こんなに高額のコストをかけることが見合っているのか?」と言いたいようだ。こうした国の観光キャンペーンにも税金が使われていることを意識し、国民が払った税金の使い道にうるさいオージーらしい意見でもある。

オーストラリアの魅力は何か?

 たしかに、オーストラリア政府観光局が売りたいような、素晴らしい景色の中で贅沢な時間を愉しめるところが、この国にはたくさんある。しかし、それらは、近年の豪ドル高のせいもあって、海外から来る人々にとっては、かなり高額なものになっているのが現状だ。いや、オーストラリア国内の人でさえ、一部の高給取りの人たちしか行けないような金額になっている。

 また、ただ単に「贅沢な時間」を過ごすだけであれば、アジア諸国にはオーストラリアでこれらに支払う額の三分の一くらいの額で、同等の「贅沢な時間」を過ごせるところがたくさんあるのだ。よって、「贅沢な時間」を過ごすために、それだけの高額を支払う価値があるのか?ということに疑問が湧く。

 オーストラリアならではの、オーストラリアにしかないもの。

 これが、本来「売り」になるべきなのに、そうでない部分が強調され過ぎている感が否めない。キャンペーンCMの映像だけに見れば、確かに素晴らしいし、美しいだけに非常にもったいない気がする。

雄大な自然とラグジュアリーは共存できない?

 例えば、オーストラリアの観光の目玉でもある「ウルル(エアーズロック)」は、雄大な風景が「売り」であるはずだ。しかし、日本の旅行会社なども「五つ星ホテルに泊まる!」など、無難な大型ホテルに観光客を押し込む。こうした傾向は、客の不満をより少なく、快適に「それ=雄大な自然」体験してもらおうとするせいなのだろうと推測するが、はたして大型ホテルに泊まって、ウルルならではの雄大な自然を余すことなく体験できるだろうか?

 私はこの問いに疑問を呈さざるをえない。たしかに、大型ホテルに泊まっても、ウルルの風景は見られる。しかし、それはただ単に「見た」だけなのであって、本当のウルルと周辺エリア(つまり、アウトバックと呼ばれる荒野)の素晴らしさを半分程度しか体験できていないのではないか?という気がするからだ。

 本当のアウトバックの凄さ=素晴らしさは、満天の星空の下で自然の音を聞きながら寝てみなければ味わえない。コンクリートで固められたホテルの密閉された部屋で、エアコンをかけながら寝たのでは、絶対にわからないのだ。

 おそらく、こうした体験をしたことのないオージーが、「私たちの国にも、(ヨーロッパにも負けない)こんなに素晴らしいリゾートがあるんですよ!」という、ある意味、「見栄」と「自らの希望」を前面に押し出した結果が、あのCMなのかもしれないな、と思う。日本でも田舎の人が「私の町にも、(東京に負けない)こんなにすごいショッピング・モールがあるんですよ!」というのと、どこか似ている気がしないでもない。

 今の時代、どこにでも人工的に造れる「ラグジュアリー」ではなく、そこにしかない「本物」を前面に押し出して魅力を伝えることができた国が、観光客の心を捉えるであろうことは間違いないはずなのだが…こうしたキャンペーンは、いつもどこか「灯台下暗し」的な感じが否めない。

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シドニー、小規模ローカル発電でオフィスへ電力と冷暖房を供給

オーストラリア随一の都会・シドニー
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 2030年までに炭素(二酸化炭素)排出量を70%削減する、という大胆な目標を打ち出したオーストラリア政府。目標実現に向けて、各自治体も動き始めた。

 国内随一のビジネス街であるシドニー市は、コジェント・エナジー社と提携し、低炭素の小規模ローカル発電で、各オフィス・ビルに電気、冷房、暖房の3つを提供する「コジェネレーション・システム」による『トリジェネレーション』を稼働させる。

 シドニー市は「地球上のたった2%程度の都市部に、50%以上の人口が集中している。この都市部で3分の2のエネルギーが使われ、約70%の二酸化炭素が排出させる。シドニーのような都市で率先して二酸化炭素排出を削減することが必要だ。」と言う。

コジェネレーション・システムとは?

 コジェネレーション・システムとは、電気と熱を同時に供給するシステムのことで、シドニー市では天然ガスを燃料とする発電システムを導入し、発電と共に出る熱を冷暖房にも利用。これを大規模発電所からの送電に頼るのではなく、ローカルサイドで行うことで、発電所からの送電費用をゼロにし、電気料金自体を約半額に抑えることができるという。(参照

 シドニー市の場合では、このシステムを導入することにより、従来の火力発電所と比べ、2倍以上の効率で、40~60%の二酸化炭素排出削減が実現可能と試算している。実は、既に1つのビルディングのみに供給するシステムを試験稼働させており、今後はこれをネットワーク化し、拡張していくのだそうだ。

 今回、シドニー市が最初にこのシステムを導入するのは、CBD(Central Business Districtの略)と呼ばれる市内中心部のビジネス街の4エリア。2030年までには、太陽光発電や風力、廃棄物によるバイオマスなどの再生可能エネルギーも含め、市内70%の電力の自給自足を目指す考え。

 #ちなみに、3 重を意味するTri(トリ)は、電気、冷房、暖房の3つを意味し、排出された二酸化炭素をも利用するという、トリジェネレーション・システムを意味するわけではないらしい…(^_^;

【参考資料】

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宮崎アニメの舞台など TFMインターネット・テレビ・ラジオ番組「On the way to Australia」

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 2006年にTFM(東京FM)で放送されたインターネット・テレビ・ラジオ番組「Shape of the Earth! On the way to Australia!」。今でいえば、Ustみたいな感じのラジオ番組ですが、番組内の「電話で豪」のコーナーにシドニーから電話出演させていただいておりました。(と、前回も書きましたけど…(^_^;)

 昨年、メインPCを移行するため、ファイルなどの整理をしていたところ、その時の録画ファイルを見つけたので、9月に最初の回をこのブログにアップしまし、また続きを~と書き放ったまま、放置状態だったので、一念発起し、2回目をアップしました!

 今回は2月24日オンエア分です。この回は「オーストラリアに点在する宮崎アニメの舞台では?と噂の場所」と「シドニーで開かれる世界最大級の同性愛者の祭典マルディグラ」のお話です。

 以下からちょうど始まります。よかったら、聞いて見てください! ちなみに前回は「オーストラリアの映画のロケ地」などのお話。実は「マトリックス」は全編シドニーで撮影された!、ミッション・インポッシブル2のロケ現場に遭遇!など、目からウロコ(?)の裏話などをしています。こちらでご覧いただけます♪

 また、こちらの「宮崎アニメの舞台を旅する!」記事も合わせてお読みいただくと、より一層楽しめます!

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オーストラリアが原発を持たない理由

アメリカで起こったスリーマイル島原発事故、当時の写真
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 世界一のウラン埋蔵量を誇り、世界有数のウラン輸出国でもあるオーストラリア。だが、国内に原子力発電所はひとつもない。

 しかし、過去にはオーストラリアでも原発を推進する動きがあった。2006年、当時のハワード首相は、人口当たりの二酸化炭素排出量が世界一とも言われるオーストラリアがその排出量を減らすためには、原子力発電が最も有効な手段であるとし、15年以内に最初の原発を、そして2050年までに国内に25基の原発を建設するという案を打ち出した。

 なにしろ、オーストラリアは火力発電の燃料でもある石炭も世界有数の埋蔵量を誇っており、エネルギー安全保障の観点から「原子力」政策を打ち出すことは困難だ。ちなみに石炭資源は、300~500年分くらいは十分にあるという。(参考:世界各国の石炭埋蔵・採掘・輸出入量などをグラフ化

オーストラリアこそ原発に最適な地

 原発を推進し始めたハワード元首相は当時、「燃料になるウランは潤沢にあり、使用済み核燃料などのゴミがでても、人の住んでいない土地がたくさんある広大な国土に処分する場所はいくらでもある。(上記の案通り)2050年までに25基の原発が稼働すれば、国内の3分の1の電力をまかなうことができ、CO2排出量も18%削減できる」…と、まさに“いいことづくめ”だと強調。首相直属の原子力を検討する特別委員会を設置すると発表した。当時の産業界もこれに歓迎の意を示した。

 なのに、なぜ原発建設は具体的にならなかったのか?

国民が拒否した原子力発電

 それでもいまだにオーストラリアに原発がないのは、一言で言ってしまえば、国民が拒否したから。といえると思う。

 連邦政府による原発に対する政策転換の発表を受け、当時のクイーンズランド州知事は「連邦政府が強硬に原発を推進しても、州の民意に従い、州法によって断固阻止する」との談話を発表。2007年には実際に「原発及び核施設、放射性廃棄物を阻止する州法」の施行に踏み切った。(参照:New law bans nuclear power in Qld)ちなみに、当時の各州政府はすべて、連邦政府とは対局の立場にある野党=労働党であった。

 また2006年、特別委員会設置の発表前にインターネット調査機関Newspollが行った世論調査では、原発建設に賛成38%、反対51%と反対が根強かった。しかし、特別委員会発足後、Morgan Pollが行った世論調査では、反対37%、温室効果ガス排出削減のためならば原発を支持すると答えた人の割合は49%に達したが、87%が放射性廃棄物の処分に有効な手立てがないことを問題視した。

 つまり、使用済み核燃料をはじめとする「Nuclear Waste=核のゴミ」を安全かつ無害に処分できないならば、原発は困るという意見が大半だったのだ。国土のそこかしこに核のゴミがばら撒かれることを拒否したオーストラリア国民。放射性物質で土地が汚れることを嫌がったのである。

 放射性物質で土地が汚染されてしまう恐れを生む電気は要らない!

 …というわけで、オーストラリアの電力は、前回のエントリーにも書いた通り、再生可能エネルギーの割合を増やすことを模索しつつ、いまのところ主力は火力発電のまま、自国に豊富にある石炭を使っているにもかかわらず、日本よりも高い電気料金を払い続けている…ってわけです。。。(涙)

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オーストラリアの地熱、26,000年分の電力供給が可能

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 温泉らしい温泉もほとんどなく、活火山は人の住んでいない遠く離れた孤島にあるだけで、火山ともほぼ無縁のオーストラリア。そんなオーストラリアでも、地熱発電を試みている地区がある。

 クイーンズランド州南西部、赤土の広大なシンプソン砂漠に面した町バーズビルには、オーストラリア唯一の地熱発電所がある。自然湧出する熱水(温泉)の蒸気を利用した『ウェット方式(対流型地熱資源)』で、80キロワットの発電力を有し、町の4分の1の世帯に電力を供給している。

 とはいえ、オーストラリア全体の電力供給量からすれば、わずか1%程度にすぎない。それほど、この国にとって地熱は、馴染みのないエネルギー源でもある。

オーストラリアの地熱に26,000年分の発電力

 ところが2008年、オーストラリア政府は意外な調査結果を発表をした。それは、これまで手が付けられてこなかった地熱エネルギーに、なんと26,000年分もの発電力が潜在しているというもの。

 オーストラリアは世界有数の石炭輸出国であり、国内の77%の電力は石炭による火力発電だ。そんな国の大陸奥深くに眠るクリーンなエネルギーの驚くべき潜在力を知り、オーストラリア政府は5000万豪ドルを研究および技術開発費に投入すると発表した。(2008年8月20日ロイター記事

 豪地熱エネルギー協会=AGEA(Australian Geothermal Energy Association)によれば、この新しい地熱発電によって2020年までに、2,200メガワットのベースロード電力(常に使っている需要電力)供給が可能であると予測。これを受け、オーストラリア政府は、再生可能エネルギーの目標を40%とし、全国需要電力の20%に当たる毎時45,000ギガワットの発電を目指す考えだ。ちなみに、2020年までに、再生可能エネルギーで2,200メガワットのベースロード電力を生み出すために費やすコストは、120億豪ドルに達すると試算されている。

温泉いらずの地熱発電、ホット・ドライ・ロック方式=高温岩体発電

地熱発電・ホットドライロック方式 地熱発電は、日本やニュージーランドでよく見られ、上記のバーズビルでも行われているような熱水=温泉水からの蒸気を利用するものが一般的。しかし、オーストラリアが新たに取り組んでいる地熱発電は、『ホット・ドライ・ロック(高温岩体発電)』と呼ばれる方式で、地下で熱せられた高温の岩石に水をかけて水蒸気を発生させ、タービンを回して発電する仕組みだ。そして、さらに場所によっては『バイナリー方式(参照)』も検討されており、環境への影響は最小限でCO2排出もほとんどなく、24時間365日の発電が可能だという。

 日本における地熱発電では、掘削により、温泉の質が変わってしまう、または枯渇してしまうのでは?という問題がつきまとう。しかし、このホット・ドライ・ロック方式は、温泉資源とは無関係なため、そうした問題とはほぼ無縁だ。(参照:温泉と共存できるか?産業技術総合研など、地下600メートル掘削へ -毎日新聞 2012年1月17日付け)

 また、地下で熱せられた岩盤の熱のみを利用するため、石油や石炭のように枯渇する資源ではないのが特徴。利用する熱は地球深部のマグマで温められたものであり、マグマが急速に冷えない限り、比較的短期間に回復する。つまり、熱を取りすぎたために、その場所から永遠に熱がなくなってしまうということはない。ほぼ無限に存在する、地底に眠る膨大な熱エネルギーといえる。

南オーストラリアで始まった地熱発電試験プロジェクト

 クイーンズランド州境付近の砂漠地帯、南オーストラリア州イナミンカ地区で、このホット・ドライ・ロック式の発電試験プロジェクトが始まっている。正式稼働すれば、廃棄物を一切出さずに原子力発電所10基分に当たる、10,000メガワットの電力生産が可能だという。

 「Geothermal industry pushes for more power」と題して2011年7月6日に放送されたABCニュースでは、冒頭のバーズビルの地熱発電所と、この南オーストラリア州での試験プロジェクトを紹介している。


 原発に依存しないエネルギーとして、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが注目される中、CO2をほとんど出さず、最もクリーンで安定供給が可能な「地熱」。オーストラリアよりも利用が容易で技術的にも優れている日本こそ、地熱発電のあらゆる方面からの可能性に挑戦し、世界にお手本を示して欲しいと思う。

【関連コラム】 日本こそ、世界一の地熱発電先進国に!
         原発29基分の再生可能エネルギー、日本の高温岩体地熱発電

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Miki Hirano平野 美紀 
自然に魅せられ、6年半暮らしたロンドンからオーストラリアへ移住。トラベル・ジャーナリストとして各種メディアへの執筆、ラジオ/テレビ出演などで情報発信しながら、メディア・コーディネーターや旅行情報サイトの運営も。目下の関心事は野生動物とエコ。シドニー在住20年以上。詳細なプロフィールはこちら。
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TFMインターネット・テレビ・ラジオ番組「Shape of the Earth! On the way to Australia!」

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 2006年にTFM(東京FM)で放送されたインターネット・テレビ・ラジオ番組「Shape of the Earth! On the way to Australia!」の2月10日オンエア分です。もう5年も前のことですが、今でいえば、Ustみたいな感じ。

 この番組では全7回に渡り「電話で豪」のコーナーに電話出演するはずだったのですが、スタジオの電話回線の都合で最初の2回が繋がらず、残りの5回にのみ出演させていただきました。

 初めて電話がつながった2月10日OA分では、MCの明川哲也さん(元叫ぶ詩人の会のドリアン助川さん)と、オーストラリアの映画のロケ地についておしゃべり。映画ロケ地の話のはずが、なぜか明川さんから「好みの男性のタイプは?」などと、かなりツッコまれています>私。(笑)

 かなり笑えるし、せっかくファイルをみつけたのでアップロードしてみました!オーストラリアの映像もなかなか綺麗です。

 私が登場するのは、番組が始まって1時間16分あたり。以下からちょうど始まります。「電話で豪」のコーナーです。よかったら、聞いて見てください!

※残りのファイルも順次アップ予定(?)

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